方言がいい!
ドラマ「がんばっていきまっしょい」は、未成年出演者飲酒事件にめげず、がんばってほしいと思う。オレは実は田中麗奈の映画版もビデオテープ(!)で持ってるくらいこのストーリが好きだった。今回のドラマ版も、若いのに演技力の塊のような鈴木杏(六番目の小夜子)主演だし、期待してる。
昨日の女子ボート部新人戦でのスタートのゴール(=再起できる敗北)では、ちょっと泣けたぜ。ダッコ(岩佐真悠子)のサービスショットもお楽しみ(笑)。せっかくのプロポーション、出していかなぁ。まさに正論や!
さて、そのがんばっていきまっしょいもそうじゃけど、最近方言って流行っちょるん?マシュー南の「なまり亭」もぶちおもしれぇし。これに出演しちょった地方出身芸能人は、たぶん100%好感度が上がっちょるいねぇ。やっぱ生きた言葉ちゅうんは、方言のなかにあると思うのぉ。(>山口弁)
いま、ボクは思っています。地方出身でよかったなと(^0^)。自分の言葉と共通語(標準語とは言っちゃいかん!)とのバイリンガル。方言を持っていると、他の地方の方言にも優しくなれる。方言の話題って飲み屋でも盛り上がるし。
学校教育ではかつて方言を使うと立たされたり、矯正されたり、めちゃくちゃな人権侵害が教育の名のもとに行われた時代もあったようです。教育は常に間違えるもの。「政策は信ずべし、されど信ずるべからず」という言葉があります。まさに真理じゃなぁ。
そんな方言といえば、この書籍!まさに金字塔の名にふさわしい「全国アホ・バカ分布孝」です。アホとバカとの境界線はどこにあるのか...。それを本気で調査されてます。
もともとは関西の人気番組「探偵ナイトスクープ」に寄せられた視聴者の“捜査依頼”から始まったので、入り口にはバラエティ番組の軽さがありました。それがものすごく良かったと思う。方言の軽やかさにも通じる完璧な導入だったと思いますね。いかにも学術調査という入り方では「アホとバカとの境界線」なんて探せない(笑)。
でも、調べていくうちに日本のことばの奥行きがグングンと視聴者(読者)を惹きつけていくんです。アホとかバカとか、そういう日常に根ざした飾らないことばから始まったからこそ、ここまで面白くなったのだと思います。来年は出版されてから10周年になりますが、永遠のロングセラーだと思うなぁ。(追記;単行本は1993年の出版で、文庫化が1996年でした)
お国ことばというものは隠すものじゃない、どんどん使っていこうって思う。そしていま、なまりブーム。いい傾向じゃねぇ。地方に元気がなくなった一因は、自分のことばを隠して中央志向に陥ったからじゃないかと思っていたんで、地方は自分のことばを取り戻して、元気になって欲しいと思うちょるよ!
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コメント
おっと、こっちに反応せんにゃあいけんかった、同郷人としては(笑)。
私も仕事柄お客様によく「何語がしゃべれるの?」と訊かれるので、
「日本語と九州弁と山口弁」と答えます。
でも山口弁は広島と九州の間に挟まれて、ちょっとインパクト弱いんよね。
このあたり、松村によう言っちょかんといけん。
ところでポップンさん、「身欠きにしん」と「ホッケ」は何歳の時に知りました?
投稿: まりあ | 2005/07/20 14:51
徳山は広島に近かったけど、小学生の頃、広島からの転校生の広島弁はキツイ言葉じゃなと思ったんよ。でもそれはソイツの性格じゃったそ(笑)。
あと、別の友人が大学の英語の授業で和訳したときに「手がたわん」と普通に訳して、はじめて、たう・たわん(届く・届かない)が方言じゃって気づかされたってゆうとりました。かく言う私もたう・たわんは達う・達わんと漢字で書けるんじゃろうと思うちょりました。
ホッケちゅうたら、20歳までは法律違反なんじゃないん(笑)。たぶん関東に出てきて飲み屋で初めて知ったんじゃなかろうか。「身欠きにしん」に至っては、いまもようわからん。いまはじめて聞いた日本語じゃね...。実は魚の名前とか花の名前とか、よーわからんけー。めんごでやんす(これはマシュー南弁)。
投稿: ポップンポール | 2005/07/21 08:08
渋谷生まれですが東京弁は喋れません。
所謂「標準語」しか話せません。
つまらないもんです。
それにしても岩佐真悠子はイイですね。
あの年齢であの色っぽさはたまらないです。
投稿: Sleepy | 2005/07/23 14:38
べらんめぇ!っていわないんすか(笑)。
確かにそんな東京人見たことないけど。
生粋の東京人のくせに「おおきに」という知人はいます(^0^)。
投稿: ポップンポール | 2005/07/23 15:43