チーム・マイナス6%
ネクタイ反対派の急先鋒の私(笑)、思わずチーム・マイナス6%に参加表明しました。チーム・マイナス6%とは、京都議定書の目標を達成するための国民的プロジェクト(にしたい活動のひとつ)です。
日本の二酸化炭素(CO2)削減目標が6%であり、排出権ビジネスの助けも借りつつ(?)、この目標達成に向けてがんばろうってことなんです。がんばるといっても、はなからムリな生活は出来ません。そこで、出来ることからコツコツとやっていこうという意思表明の一環として、チーム・マイナス6%はあるのかなと思っています。
国賊総理コイズミも賛同しているってのがイマイチですが、そのあたり私は柔軟なんです(笑)。どうせパフォーマンスしかないヤツだし。オレもネクタイはしたくないわけだし。呉越同舟もアリかな。そういう柔軟性が民主党にもあればなと思わずにはいられないのですが...。
ひとくちメモの右サイドバーの下のほうに「バナなメモ」のコーナーを設けて、チームのバナーを貼って見ました。「おでかけメモ」欄でも良かったんですが、左サイドバーに画像を入れると表示が遅くなるらしいので。あと正直、ビジネスの匂いがプンプンする企画ではありそう(笑)なので、バナー広告的なカテゴリーとして分けてみました。
参加しといてなんですが、ひとつ苦言を呈しておきます。チーム・マイナス6%がいかにビジネス的かというと、基本的な理論説明の記述がほとんどなく、単に「6つの取り組みをすればいい=エコ商品買ってね!」「わが社も取り組んでいます=だからウチをよろしく!」というメッセージが強く意識されていると思うのです。
そもそも「マイナス6%」の説明を小学生にもわかるようにするのが国民的プロジェクトにとっては必須のはず。だけど、それはない。クールビズどまり、未来へのメッセージがまだまだ希薄なのです。地球温暖化の影響をモロに受けるのは子どもたち。いまクールビズな人々は勝ち逃げできるのです。
ま、そうはいっても、この取り組み自体は個人の生活のなかで出来ることも多いです。エコ商品を買わなくても、アイドリングストップとか、買い物袋は自前でとか、誰でも出来る内容の提案がされているのは評価できます。もちろんネクタイをしないことも!
ということで、「地球温暖化ストップを意識して生活している自分を忘れない」という意味合いでの参加なのです。地球温暖化問題はすぐに決着がつくものではありませんよね。ま、破滅のシナリオだったらすぐかもしれませんが。
壊すより維持したり改善したりするほうが困難で時間がかかります。コイズミがもっとも苦手とする分野ですね(笑)。だからこそ生活に密着しなければダメだと思っています。そして未来の美しい地球をイメージして生きたいものです。
(6/11 追記)−−−−−
この記事を書いたら、早速トラックバックしてくれたサイトがあった。Think Of Earthさんサンクス。そちらを読むと、どうやらCOOL BIZ(クールビズ)というキーワードからチーム・マイナス6%にたどり着く人が多いようだ。
政治家や財界がみんなこぞってクールビズなファッションなので、確かに影響力はありそうだ。アパレル業界の戦略も見え隠れするが、ノーネクタイが推進されるならビジネスの匂いも大歓迎だ\(^0^)/
このクールビズファッションが省エネスーツの二の舞にならないことを切に願う(笑)。つーか、みんながクールビズなファッションで決めている国会で、はたして羽田孜氏はネクタイして半そでスーツを今後も着続けるのかどうかに大注目したい!それ、放熱の物理法則に反してて効率悪いですからっ!残念。喉もと過ぎても暑さ忘れず斬りぃ!
チーム・マイナス6%のメンバーは、そのロゴを名刺に入れることができる。会員番号もある。その名刺とノーネクタイとで取引先に飛び込んではどうか。それで文句を言ったり「非常識な!」という目で見るナベツネみたいな取引先には未来はないから、こっちから切っちゃえ!
といいつつ、いざやるとなるとかなり勇気と根性がいるよね。逆に汗かきそうだ(^_^;)。冷や汗を...。ま、なんでもそうだけど、まずは相手をよく見てから行動してください。それがビジネスの基本さ。
ホンネを言えば、クールビズなんて新しい制服みたいなことじゃなく、アロハだってあるし、かりゆしウェアだって昔からあるわけで、各自の感性で着たいものを着て、それを受け入れる社会という構造改革が本筋だと思う。だからといって、写真のようなおそまつスーツを着て普通に営業に来られたら、さすがのオレも「なめとんのか!」って言っちゃうかも(笑)。
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コメント
びっ、貧坊っちゃま~!
投稿: レドマイン | 2005/06/14 20:31