google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ひとくちメモ: 2005年4月

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2005年4月の15件の記事

2005/04/30

タイガー&ドラゴン

高田文夫VS立川藤志楼 しょの8きてるぜ!ヤバイぜ!金曜ドラマ「タイガー&ドラゴン」が、俄然面白くなってきた。

初回から内容の詰まったドラマになりそうな予感はあったけど、昨日の「茶の湯」もかなり良かった。小虎の現実生活と落語ネタとが絶妙にリンクしていくパターンや毎回お約束小ネタがいくつもあり、キッチリそれを入れていく、それがスパイラルに笑いを増幅していく...。さすがだ!!ぶっふぁっ、落語、きてるぜ。ヤバイぜ。

新キャラ(?)のジャンプも第3話からレギュラーになるそうで。しかも高田文夫先生、いや立川藤志楼 ^_^;)がその師匠役に!(これって今回だけの特別出演ですよね?残念!)めちゃめちゃ効いてた!ヤバイぜ!

それから、えーっと、誰だっけ。そうそう竜二(笑)。竜二(岡田准一)と林屋亭どん兵衛(西田敏行)との関係性が、これまた小虎(長瀬智也)の落語によって逆に語られ、断絶していた親子の橋渡しになっていく予感。“反物屋の竜”噺には、尾美としのり同様釘付け状態のポップンポールです(笑)。もちろんメグミ(伊東美咲)のバカっぷりも最高!きてるぜ!

第3話の薄っぺらい興行師(マルチプロデューサー)は、完璧におちまさと氏がモデルだって思っていたら、番組公式サイトで磯Pさんが「おちくんが見たら怒るかなあ、と内心心配してました。」と暴露してて、すごいなと思った(笑)。

しかもその収録時期におちまさと氏と会った時、それを話したらしいんです。そのときのおちまさと氏の反応もカッコ良かった!「そのとき、おちまさとはっ!?」とテロップを流したい衝動を抑えて(笑)、それはネタバレになるから、タイガー&ドラゴン公式サイトの「磯Pのここだけの噺」で読んでくださいませ。私、なにげにおちまさと氏も好きなんです。竜二を仕立屋工場に出したいくらいに^_^;)。

最後に一言。プロ野球中継の延長なぞに邪魔されるなんて許せない!!!昨日は23:30まで録画時間に設定しておいたので助かった。今朝予約時間を0:00までに延ばしました。HDDレコーダーでよかった...。

今クールは、他にも「瑠璃の島」「曲がり角の彼女」「エンジン」「恋のにおちたら」を延長させられて撮りつつ「やりにげコージー&上海大腕」「BestHitTV」「パックインジャーナル」「がっちりマンデー」もレギュラーで撮ってるので、毎週編集が大変...。野球がなければ2週間に一回の編集で済んでるのに!「サノバビッチ!プロ野球」という標語のリストバンドを作ろうかなと本気で思った。ガッデーム!

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2005/04/28

JRの仮眠室

CXの人気番組「トリビアの泉」で、以前こんなトリビアがあったのを覚えている人もいるだろう。

JRの仮眠室には絶対に起きられる目覚まし時計がある。

77へぇ〜だったわけだが、今回の事故の検証に過密労働がクローズアップされていて思い出した。放映当時は私も笑ってみていたが、今となっては笑い事ではなくなった...。

確かに時間厳守は重要な責務だとは思うが、それを個人の過密労働でカヴァしようという論理だ。余裕のある仕事環境が必要だという方向性に行かないのはなぜなんだろう...。それはJRだけでなく、日本企業の大半に突きつけられている問題だと思う。

もっといえば、思考回路を切り替える必要があるという点で、教育の問題でもあると思う。減点法の評価と陰湿ないじめや企業犯罪とは根でつながっているのではないだろうか。

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2005/04/27

民営化のデメリット

天災でもテロでもなく、何の変哲もない一日のはじまりが、信じられない地獄絵図に変わってしまう。まさかこの日本で、死傷者100人にも及ぶ脱線事故が起きるとは...。

原因究明は、まだ憶測の域を出ないのでなんともいえない。ただメディアのなかには、民営化のデメリットをあげるところがあり、そういう側面もあるのではないかと思った。

最近、思いつくだけでも、三菱自動車や日本航空など、日本の基幹産業の事故がいくつもある。これに原発なども含めると、産業事故というものが同時多発的に起こっているように見えてならない。

国鉄が民営化され、ノルマや減点法による評価などが安全性を脅かすようになったのか?相対的な話であるし、数値化出来ないけれども、市場原理が合理化を推し進め、その推し進め方のベクトルが安全性軽視につながる危険性というものは、確かに考え得ることではないかと思う。

なんでも民営化がいいという風潮の昨今、郵政民営化しか頭にない政治屋には、この事故と郵政とを結び付けて考えようという気はサラサラないかもしれない。郵政民営化で人は死なないかもしれない。だが民営化がなんでも解決してくれる“魔法の合い言葉”だと思ったら大間違いだ。

国家や官僚に信用が置けないから民営にという、根本的な論理に誤りがあるかぎり、どっちにしろ事故は起こる。ようは責任感のなさ、不公平な競争、リスクの押し付け合いばっかりやっているこの国の姿を浮き彫りにするだけだろう。滅び行く国では、たぶん日々こういうほころびを少しずつ露見させながら、滅びてゆくんだなと思った。

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2005/04/19

さらば、ワタル

またひとつ、星が消えた。昨日はあまりに突然のことで、喪に服してココログにも書かなかった。

伝説のフォーク歌手、高田渡がもうこの世にいない。函館で4月2日にイベントをやられ、その後体調を崩し入院。旅先での客死というのは、旅に生きたタカダワタル的だったかもしれない。

映画「タカダワタル的」によって、新しいファンも増え、更なる飛躍をと思っていた矢先、56歳はあまりに早い。

昔から酒に生きた人だった。酒とうた(歌であり詩である)と旅の人生だった。その一言一言がハッキリと伝わってくる稀有な歌手だったと思う。

高田渡については、いくつかHPに書いている。自分でもあらためて読み直した。2001年に書いた記事では、冗談で見納めになるかもと書いていた。昔から仙人のような風貌で酒ばかり飲んでいたので、他の歌手仲間からもそんなジョークが飛んでいたが、それが現実になってしまった。

過去のコラムから
(2002.12.18)音楽という○○ その1
(2001.11.11)高田渡試論〜バーボン・ストリート・ブルース
(2001.02.07)放送禁止歌上映会

もうナマでは聴けない「ブラザー軒」を聞きながら、日本酒で偲びたい。そんな気分だ。

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2005/04/16

郵政民営化はこうしよう!の巻

なんだか政府と与党との間ですらまとまらない郵政民営化...。実を捨てて名を取る(笑)ことにかけては天下一品のコイズミが、その真価を発揮して骨抜き法案にして名前だけ被せたのに、それでも自民党はOKをださない。

オレはこんなもの、時限立法で即決すりゃいいと思う。5秒で終わらせて他の議題に進めばよかったんだよ。もう明日にでも民営化してしまって、コイズミの任期満了を持って元に戻せばいいではないか。やっこさんもあと一年ちょっとなんだし、好きなように遊んでもらって、引退して誰も話聞かなくなりゃそれで終わりじゃん。

郵便局の皆さんは、書類とか名札とか全部取っといて、コイズミが辞めた翌日に「さーてっと」と、おもむろに昔の看板につけかえりゃいいんだよ。台風が去ったくらいの感じでさ。

コイズミなんて自分の任期の間は消費税は上げないとか、どういう時間感覚で国家を語ってるんだと愕然としたものだが、それも忘れよう。とりあえず消費税上がらなくて良かったね、郵政民営化も任期満了まで遊んでらっしゃい、それで万事おしまいにしましょうよ。「はいはい、楽しかったねー、良かったねー、じゃあばいばーい」でいいんだよ。

ついでにコイズミが辞めたら、コイズミという総理がいたこと自体も歴史から抹殺しちゃおう。郵政民営化も一緒に歴史から封印すればいい。何もなかったことにして、これまでどおりやっていけばそれでいいでしゅ。どうせ日本は破綻してんだから。

日本には第87・88代総理大臣はいなかったんだ。それが正史だ。そうしよう。オレはそういう歴史を語る会の会長になる(笑)。それでいいのでは?ほんとにバカバカしい。時間のムダだ。

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2005/04/15

BoAチャート1位

青春歌年鑑 1984今朝のワイドショーで、アジアの歌姫(?)BoAの新曲が、BoAの歌では初めてJ−POPチャートで1位に輝いたというニュースをやっていた。BoAはかなり努力しているように見受けられ、アジアのトップスターの素質を充分に持っていると思う。このまま素直に成長していって欲しい。

そんなBoAのニュースによると、この快挙は欧陽菲菲以来だということを言っていて、ぶっちゃけこっちのニュースに反応してこれを書いている。ラブ・イズ・オーヴァーはボクの十八番なんで(笑)。欧陽菲菲には名曲が多い。筒美京平作品も多い。

ラブ・イズ・オーヴァーは「青春歌年鑑 1984」に収録されている。このCDの内容を見ると隔世の感があるなぁ。チェッカーズ全盛時代だったことがまざまざと記録されている。また角川映画が3人娘時代だったことも分かる。松田聖子の息の長さもアイドル歌手としては驚異的だ。名曲も多いのが80年代(やや我田引水的だが)。

こういう自分の時代の音楽はロングドライブに最適だ。数人でキャンプに行ったりするときにもいい。80年代まではまだメロディに力があった。時代が最近に近づくと段々ラップやサウンド重視になっていく。90年代はボクも多少そういう音楽に行きかけた。しかしやはりメロディの力は偉大だと思う。

年取っても聴けるし歌える。そういう息の長い音楽は人生にとって大切じゃないだろうか。年取ってみんなでラップを歌えるか?そのスピードに着いて行けるか?いまだけよけりゃそれでいいという音楽もあっていいけれど、やはりメロディ重視の音楽を同時代の記憶として残しておいたほうが、後々後悔しなくていいと思うぞ。老婆心ながら...。そういう意味では、BoAとあややというプライベートでも仲良しトップスターコンビは魅力的だ!

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2005/04/12

宴会部長

世に“宴会部長”という言葉がある。桜の咲くこの時期に忙しくなるサラリーマンのことだ(笑)。

宴会のときの盛り上げ役、宴会になくてはならない人、そんな意味合いだと思っていたのだが、世の中には本当に宴会部長という役職がありそうだと知った。

どういう業界だかわかります?

続きを読む "宴会部長"

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2005/04/09

為替ディーラー

まえに相場小説を紹介しましたが、今回は為替ディーラーを描いた傑作を紹介してみようと思いました。なんの記念かというと(別にいつも何かを記念しなければならないという強迫観念に駆られてブログ書いてるわけではないけどさ^^;)、アキ投資顧問(堀内昭利)さんのブログ進出記念です!

私の朝の日課のひとつに、アキ投資顧問の本日の注目点というコラムを読むことがあるんです。平日の毎朝7時ごろ為替コメントを書かれているんですが、いわゆる評論家からは絶対に出てこないまっすぐな言葉が好印象で、読まずに一日がはじめられるか!みたいな感じで、まぁ一言で言っちゃえばファンなんです(笑)。その本日の注目点がブログになった!こりゃなんでも記念するのが好きな私、ブログになったなら、トラバするっきゃないでしょ。

伝説のディーラー紹介したい小説は、「改訂版 東京外為市場25時 伝説のディーラー」(大下英治著)です。アキ投資顧問を知っていて、こっちの本を知らないって人は100%いないってくらいに、伝説の小説なわけですけれど、為替をやる個人が増えたからか、最近改訂版として再度復刻されました。

前回は文庫本として復刊されましたが入手困難になっていました。その復刊を実現させたのは某大手為替取引会社なんですが、この壮絶な為替の世界を顧客予備軍に読ませて営業的に正解なのか...という疑問も残るくらいに壮絶な内容です(笑)。まぁ、リスクを知るにはこのくらい壮絶な話の方がいいのかもしれないですね。「これ読んでなお、アナタ、為替やりたいんですね?」みたいな(^_^;)。1998年の新外為法以来、個人のあいだで外為取引の裾野が確実に広がっている現在を見れば、この復刻は正解だと思います。

為替の世界は、まさに天国と地獄が背中合わせです。ほぼ実話ってところが怖いくらいですけど、実話をもとにしていなければこの迫力は出せなかったかも知れません。ノンフィクションやルポルタージュでなく、小説だからこそ書ける真実がある...。それを追い求めるのが著者の大下英治氏や城山三郎氏(山崎種二をモデルにした百戦百勝も相場小説の快作!)、高杉良氏といった作家の皆さんだと思ってます。この小説の面白さ、この切迫感や臨場感は、外為市場に興味がない人には伝わりにくい世界かもしれません。ですが、ちょっとでも興味を持っているならば必読の書であることは間違いないです。

主人公の北原一輝は、実在の伝説のディーラー、チャーリー中山氏をモデルにしています。他の登場人物もほぼ実在の人物であり、ノンフィクションに近い小説になっています。堀内氏は海部一義という名で、主人公の兄貴分として、また厳しいディーラーの姿を描くためになくてはならない存在としてご登場です。ちなみに改訂版で著者の大下さんと対談されている酒匂隆雄氏は斎藤雅人という名前で登場します。酒匂さんって口癖のように「儲からないからやめなさい」「(損は)すぐに切りなさい」って言ってる方ですよね(笑)。みんなで顧客を怖がらせるのが外為業界なんでしょうか(^_^;)。まぁ、悪徳業者の怖がらせ方とは真逆なんで、どうせ怖がるなら正しい方向性で怖がりましょう。どうも悪徳業者の話には簡単に乗っちゃうのに、まっとうな苦言には感情的に反発しちゃう人も多いから、こうして日々「やめとけ!」という人がいるのは健全なんじゃないかと思ってますけれど。

市場の神々で、ここで終わったんじゃトラバした意味がない(笑)。やはりこの小説とセットで読んで欲しいのが、堀内昭利さんの著作「市場の神々―為替ディーラーの光と陰」(ゼネックス刊)です。 “東京外為市場のドン”と呼ばれた型破りな男の半生...。毎朝のコメントとまったく同じパッションが貫かれた一冊です。ディーラーの息吹と経営者としての苦悩。こちらはフィクションではないですから、伝説のディーラーと合わせて読むと大変興味深いと思います。

アキ投資顧問の毎朝のコメントのよいところは、正直さもそうですが、過去のコメントが残っているところだと思います。そこら辺もいい加減な評論家とか客殺し営業の美辞麗句・宣伝文句とはまったく違います。もちろん相場は自分自身のスキルと責任でやるのが大前提ですが、アキ投資顧問のコメントを読んでいると、なんとなくディーラーどうしが毎朝電話して「どうよ?」みたいな会話をしている気分にすこしでも触れられるような気がして、うれしくなるんです(^0^)。

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2005/04/08

リッチテキスト

ココログにリッチテキストエディター機能がついた記念に、これまで疑問に感じていたことをあえて書きたい。

リッチテキストってなんやねん!金持ち文か?金持ち文編集機能ってなんやねん!

いや、リッチテキストは昔から使ってる。リッチテキストコンバータとか、リッチクライアントとか、普通に使ってきたけれど、そもそもなにがリッチやねんという話や。

リッチには「豊富な」みたいな意味もあるらしいから、豊富な装飾の文を編集する機能と訳すこともできる。

マイクロソフトが考えた(らしい)RTF=リッチテキストフォーマットという、この仕様で、プレーンテキストを拡張して色つけたり大きさ変えたりできるようになった。うれしいなうれしいな...

なんかだまされとるぞ。そもそもMSフォントの、とくに2バイト文字(日本語など)のブサイクさという根源的な問題は、まったく未解決のままだ。美しい日本語書体は完全に蚊帳の外であり、ユニコード化によって旧字体などは信じられない勢いで絶滅させられようとしている現実を、この機会に思い起こすことも有意義ではないかと思う。

Macユーザーとの長い長い論争が続いても、まったく勝ち目のない「汚いWindows標準フォント」をどうにかしてこそ、真の意味でリッチテキストといえる日がくるといえるのではないか。

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2005/04/07

新聞をヨム日終了

4月6日は4と6の語呂合わせで「新聞をヨム日」だったそうだ。いまだにニュースステーションとつい言ってしまいがちな報道ステーションでやってた。ヨム日なら何も新聞でなくてもいい。読書の日にすればいいのに、新聞業界はテコ入れをやっているようだ。ほりえもんの「新聞よまない」というコメントまで流して、なんか意味があったのか?

かく言う私も新聞を読まない。就職してから読まなくなった。学生時代はジャーナリストにあこがれたりして、新聞ダイジェストなんかも買っていた。「新聞論」なんて授業も履修していたが、その頃の提出論文には「新聞紙はいろいろ役立つが新聞は役に立つのか」などと挑発的なことを書いて単位を落としたものだ(笑)。

私にとって新聞とは旧聞であって、その情報に意味はない。特に新聞の内容は年々悪化しているしレベルも低下しているような気がするが、読んでいないから大きいことはいえない。

それに比べて引越しのときに皿を包んだり、キャンプの時に火を点火するときに使ったり、お習字を習うとき、カブトを折るときなどなど、新聞紙は非常に役立つ。だが、よくよく考えるに毎月3000円も払って紙くずを買うなんてバカげてる!最近は無料のタウン情報誌がワンサカ送られてくるので、新聞紙もいらなくなり家計のコスト削減に貢献してくれている。もっともタブロイド判のカブトは小さくて被りにくいので、カブトには新聞紙が有効だ(笑)。

そもそも、勧誘商売というのが胡散臭い。新聞屋の勧誘では詐欺まがいのことも平気で言うし、新聞屋は悪徳業者だと思っている。そのうえ内容がお粗末では、盗人に追い銭ではないか。販売店の板ばさみの苦労は大変なことだと思うが、時代に合わない商売は長続きしないと思う。

情報氾濫の世の中で、なにを選択するかが問われている。ニュース解説など掘り下げた記事や書評などには読ませるものもあるだろう。ナビゲーターとしての記者の取材力がモノを言う。それだけを有料配信すればいい。風説のようなその他の情報やニュースや広告にはカネを払う価値がない。それでカネが取れないと怖がるような記事しか書けていないなら、そんなものはいまですら不要な情報なのだ。逆に記事と記事とのリンクからも情報提供料を取ればいい。内容(コンテンツ)の充実があれば、収益構造の改革に恐れる必要などないのだ。

例えば、「イラクの自衛隊」だけを連日配信するなら、そのテーマにカネを払う。「今日のバカ小泉」というネタ集が毎日来るなら買ってみたい。私は首相官邸メルマガをいまでも読んでいるが、それを一日遅れでいちいち茶化すだけでもいい。毎日1テーマで真逆な論説を併記するメルマガとか。もともと社説はそれだけでメルマガと同じ構造じゃないか。紙でやるかメールでやるかの違いだけだ。あらゆる情報を「●●新聞」という束にして届けてもらう必要はない。そのためのコストはすべて不要だ。

媒体としての新聞紙と宅配制度をなくしたらコスト削減効果もあるだろう。無用な人件費も削れる。売り上げが下がっても収益構造を変えることで生き残りを計るのが経営の仕事だ。変化を恐れる新聞社なんて。団塊世代の大量退職時代で現金が必要な時代ではあるが、同時に収益構造を変えるチャンスでもある。

量より質の時代だ。すでに小売業界では中央集権的な商売(ダイエー的手法)が崩壊した。情報産業も同じではないか。新聞の権威などにありがたみはない。それは幻想だ。良い記者が複数いる職人集団(例えば「●●新聞七人の侍瓦版」とかさ)を育てれば読者はついて来ると思う。提灯記事で入り広告だけをあてにしているようでは未来はない。

ななめ読みの効能について。かつては自分の興味対象外の記事でも、「おや?」と目がとまり、そこから興味が湧いていく、視野が広がっていくという良さがあったかもしれない。いまでもそれが無いとはいわない。だがいまや無意味な情報をいかに遮断するかが重要なのだ。新聞が提供してくれなくとも、ニュースとの偶然の出会いはいくらでもあるのである。新聞はいらない。新聞紙も代用がきく。そうなってくると、新聞には何が残っているのか???

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2005/04/05

開花宣言

桜曰く「大きなお世話だっちゅーの」
梅曰く「もう店じまいだっちゅーの」
人曰く「飲めりゃなんでもええっちゅーの」

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2005/04/03

やりすぎコージー

昨日は秋葉原から疲れて帰宅し、アド街ック天国の赤羽特集を見た流れで、テレ東をつけっぱなしにしてウトウトしていたら、夜中に目が覚めた。するとなぜか「やりにげコージー」をやっている(笑)。あれ?今日は水曜だったっけ?と思っていたら、なんとやりにげコージーがパワーアップして土曜深夜に移転、「やりすぎコージー」となっているではないか!

始まってちょうど数分あたりだったか。MCの今田耕司が「さよなら、ほっしゃん!」と言っているあたりだった(笑)。もう反射神経でHDDレコーダーの録画スイッチを押していた。そこからは眠気は吹っ飛び、爆笑の嵐。まさに「やりすぎ」状態だった。

オープニングからWコージとばしまくり。初回からこんなに飛ばして大丈夫なのか。このテンションはなんなんだ。しまいには水玉れっぷう隊のアキ!ミズノゴロシ(ゲーム名)で完璧な記録(1cm)を番組初回で達成してしまって。それってTBSの体育王国で、いきなり完全制覇しちゃうようなもんだ。もうこのコーナー終わりやないけ!面白すぎるぞ。

ぜひ「やりにげコージー」時代に達成したというテレ東深夜枠最高視聴率を超える番組を目指して欲しい。それもAV祭りじゃない、お笑いで目指せ(笑)。

やりにげコージーの頃は、正直テレビ朝日の「BestHitTV」と時間が数分被ってたんでちゃんと見てなかったけど、今度は毎週録画スタンバイOKだ。HDDレコーダーって偉大だなぁ。どんどん芸人さん出していこう(ほっしゃんも含む)。千原兄弟にいじってもらおう。千原の兄貴、なにか出来ること見つけていこう(笑)。

最後にレギュラー風にエールを送っとこう。
ハイ、ハイ、ハイハイハイ!
あるある探検隊あるある探検隊!
放送コードに引っかかる。
ハイ、ハイ、ハイハイハイ!
あるある探検隊あるある探検隊!
放送コードだけは注意せなあかんな。そりゃあかんな。うん、あかんあかん。番組終わらせたらあかん。

もー、毎週楽しみだー、やりすぎコージー!

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ライブの価値

CDスウィングガールズ・ライブ!昨日秋葉原へ行ったので、スウィングガールズのラストコンサートCDを購入してきました。日本一高いアマチュアビッグバンドのCDです(笑)。これがベストテイク、なんて涙ぐましいんでしょう。CDって音だけだから、その演奏技術がシビアに聞こえちゃうんですよね...。でも逆にいえば、このCDを聴くことによって、いかに映像や生ライブ体験というものがパワーを持っているかを再確認できます。

ボクはある時期テクノポップ小僧だったので、ライブもCDも同じクオリティで完璧に再現されるべきという(ちょっと不幸な^_^;)音楽体験を送った過去を持っています。自分でも打ち込み(シーケンサーという機械に演奏情報をすべて記録しておくこと)中心で、ライブではシーケンサーのスイッチを「ポチっとな」と押せば、完璧な楽曲が流れるというのを理想としてました。

でもそれをまざまざと見せられたYMOのテクノドンライブのつまんなかったこと(笑)。CDと同じ音をライブで聴く、そこには何の感動もございません...。すごい機材使ってんなみたいなのはあるけど、展示会じゃないんだから(^_^;)。しかもテクノって音楽そのものが、感情を排除したような音楽なんで、つまんなさもここに極まれりって感じで。ジャズ喫茶でレコード聴いてるほうがまだマシかも。そうはいいつつこのYMOライブビデオも買ってるが...買わされてるが(笑)。

DVDスウィングガールズ・ライブ!ライブには、ライブにしかない現場性みたいなものがありますよね。ライブ盤には、生ライブには及ばないまでも、そのライブに行けた人にとっては思い出しツール、行けなかった人には想像喚起ツールとしての機能があるように思います。それはひとえにライブというものが、ただ純粋に音楽だけで成立しているわけではないってことだと思うんです。当然すぎること言ってますけど。

スウィングガールズのライブは、来週4/6にDVDが発売されます。たぶんDVD買えばCDは聴かなくてもいい(笑)。DVD>CDの関係が完璧に成立します。普通は音だけをジックリ聴きたいライブ盤ってのもあるんですが、今回はそれはありません!このCDは、言うならば、恋のから騒ぎ―卒業メモリアル (’04-’05)のような位置づけ、コレクターズ・アイテム以外のナニモノでもないのではないかと、かように思う次第であります。

一瞬の夏この日一緒に購入したCDは、吉田拓郎「一瞬の夏」と、忌野清志郎「GOD」でした。奇しくも、ライブの王様といえる両巨頭のCDも一緒に買ってしまったわけです(笑)。比較しちゃいかん。大リーグとレッドビッキーズを並べちゃいかんが...。たまたまライブの話つながりなんであえて採りあげてみました。

拓郎のCDはライブツアー終了後、あらためて会場をおさえ、メンバーが集まって観客を入れずにライブ録音したという一発取りに近い“ライブ再現”の1枚だ。ビッグバンドを入れての編成であり、譜割りも完全にライブっぽいアレンジになっている。清志郎のGODは通常のスタジオ録音(プライベートスタジオ「ロックン・ロール研究所」)だが、非常に生々しい音で、シンプルだ。自然体のキヨシロー53歳。

いわゆる良い意味で作りこまない音楽渇望がいまのボクにはある。圧倒的な存在感、それは重鎮だからということではなく、昔から持っていた音楽への姿勢からくる存在感。その姿勢が聴かせる音楽。これは作ろうとしても作れないもので、だからこそ価値があると思う。

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2005/04/02

四月バカ

しまった!今年もまたウソつき忘れた!
ボクって根が正直者だから、ウソつこうとすると気負っちゃうんだよな。

なんて、これが真っ赤なウソだったりして。だまされるな!

昨日アマゾンのアフィリエイト(アソシエイト)から、重要なお知らせというメールが届いた。なんでもシステム不具合で、第1四半期のボクの記事から1Click注文でご注文いただいた分の計上がされてなかったとか。それを追加計上しますというものだった。

なんて正直なんだアマゾン!ネット業者の一番怖いところは、こういうデータ処理や統計がブラックボックス化してしまうところだ。黙っていたら発覚しなかったかもしれないのに。でもビジネスは正直でなきゃいずれ滅びると思う。だからアマゾンは立派だと思った。これがエイプリルフールのジョークじゃないことを祈る(笑)。

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2005/04/01

樹里っぺに期待すっべ!

4月からの春の新ドラマで内容的に一番期待しているのは「タイガー&ドラゴン」。スペシャルも面白かったし、宮藤官九郎ワールドが炸裂しそうだ。

それはそうと(笑)、俳優に目を向けると、個人的にもっとも期待したいのはキムタク月9「エンジン」に星野美冴役で出演する上野樹里、樹里っぺでやんす!このドラマは某プッツン女優にキムタクのダメ出しが出てヒロインが小雪に変更になったというウワサのドラマ。どうせなら樹里っぺにヒロインしてもらっても良かったのだが...。年齢的にまだちょっと若すぎたか?

上野樹里は、ご存知「スウィングガールズ」でサックス吹いてた彼女です!(写真最前)

スウィングガールズ スペシャル・エディション

先週、予約していた「スウィングガールズ」のDVDが届いたので早速見ました。劇場で見てないんで(!)。めっちゃ観に行きたかったけど、行けなかった。この上のPR写真見ただけで確実に面白い映画だと確信できたのに...。いや実際は途中から、この映画はメイキングもまるごとセットで見たいと思ってしまったのだった。フジテレビ721契約してんのに、サイドストーリーとかも見なかったのは、全部一気に見たかったからだ。

だからDVDもプレミアムエディション以外には考えられなかったので予約したわけだ。リンクはスペシャルエディションに張ってますけど(これならメイキングまではセットなんで)、もしプレミアムエディション(海外キャンペーンでの演奏までセット)を買えるチャンスがあれば、プレミアムをオススメ!今度出るラストコンサートも買っちゃう。待った甲斐があった!

DVD発売記念に劇場でやってくんないかな(笑)。メイキングもコンサートも全部まとめてオールナイトでどうだ?お台場でも行っちゃうけど。フジテレビはそれどころじゃないか...?

あ、そうそう、そういうわけで「エンジン」では樹里っぺの登場シーンを多く撮るようにお願い!それだけが楽しみです。ちなみに普通に付き合いたいと思ったのはドラムの彼女(写真最左)です。メイクアップって偉大(笑)。おかっぱとメイクでここまで面白い顔にできちゃうなんて。メイキング見ると、まったく別人で魅力的です。まさに音楽系専門学校に居そうなタイプ(笑)。

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