google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg スポーツマンシップ: ひとくちメモ

« 吹雪の時間 | トップページ | 何のために学ぶのか »

2005/03/06

スポーツマンシップ

死語かな。パチンコ&喫煙のダルビッシュ、クラブで泥酔&暴行の里谷多英

スポーツを生業とするクセにこのテイタラク。まぁ、喫煙の害を説きながらテスト採点中にスパスパ喫煙している体育教師もいたりするわけで、そんなスポーツ教育の建前なんてクソくらえってことだな。スターシステムに凡人が乗ってしまえる程度のレベルにしかないってことかもしれないし。

ボクは、仕事が忙しい忙しいと飲み屋でグチを言う人間すら嫌いだ。忙しいくせに飲んでる時間があるんだぁと思ってしまう。飲んだ翌日の仕事の効率を考えたら、週2回飲んだだけで一週間の非効率が生まれる。もともと効率的かどうか疑わしいうえに飲み屋でグチるなんて。サラリーマン社会を敵にまわすような発言ですけど(笑)。

だから、プロスポーツ選手(里谷もモーグルを媒介にして社会から利益を得ているプロと言える)のクセに、タバコ吸ったり泥酔したりできてしまう選手は認められない。もっとも本人は、その程度でスキルは落ちないと思っているかもしれないし、それでダメになるのはご自身なので、喫煙体育教師より害は少ないかもしれないが。

画像はVol.1だけどリンクは青雲編BOX Vol.2昨日、たまたまカートゥーンネットワークを見ていたら映画版「巨人の星」をやっていた。高校入学当時の星飛雄馬のワガママぶりは相当なもんだった(DVD-BOX青雲編Vol.2のあたり)。しかし星一徹が監督としてやって来て飛雄馬の弱点を突くと、すぐに反省する。傍若無人な子に育てておきながら、野球で矯正していく星一徹の教育問題はおいといて、スターシステムによる教育問題はいまに始まったことじゃないことがわかる。

つまりスポーツにおいては、優越感との闘いの方がよっぽど難しいということだ。スポーツマンシップとは優越感との闘いではないだろうか。正々堂々と闘うなどというが、スポーツとは敵の裏をかき、だまし、勝利することが前提だ。ルールに沿っていれば何をしてもいいのだ。いかにうまくだませるかがスポーツの醍醐味なのだ。

だからこそ、スポーツマンシップなどというキレイごとを設けることで、人間的なゆがみを矯正しようとしているのがスポーツ教育の建前だ。建前は崩れるのが世の常。特に日本の中央集権的な社会主義運営をしている運動教育系組織においては、建前が壊れかけたハリボテになってしまっている。最近、堤義明(元JOC会長)が逮捕されたのは象徴的だ。彼のやってきた経営手法こそスポーツの醍醐味に通じるだましのテクニックだった。強ければいい、うまければいい、そういう空気がドーピングも生むわけである。

もっともドーピングやり放題のプロスポーツも、承知してやってるならあっていいと思う。それがホンネのスポーツ業界なんだから。何度も言うがクスリで速く走れたり、高く遠く飛べたりする化学反応・人体実験はやって出来ないことではない。同意があればいいわけだ。酒やタバコのような、ある意味堕落の道とは真逆のスポーツマン精神の延長にあり、スポーツマン精神として健全だとすら言える(ビジネスも絡んでくるわけだが、それはプロとして当然)。

だが、そこに縛りを設けることで、人間としての破綻を防ぐというのがスポーツマンシップというキレイごとなのだ。人類の自己防衛本能が生み出したセーフティネット、「強くなれるけど死んでどうする」ということだ。グー(クスリ)はチョキ(競技)に勝てるけど、パー(人生)に負けるという、循環論法(?)をスポーツに持ち込んでいる。それが人類の英知スポーツマンシップによる歯止めなのだ。

本人が自分自身のために勝利しようと思えば、スポーツマンシップは自己管理ということになる。世間でいうキレイごとは捨ててかまわないと思うが、自己管理できなければどの世界でも通用しない(特に勝負の世界では)。これは失敗してこそ学べる一段上のレベルの話だ。普通のサラリーマンは飲み屋でグチってればいい。許す。そういう意味で、今回のテイタラクも学習途上のスターにとっては良いチャンスだったと思う。スポーツマンシップの欠落も一回目は許す。オレって何様だ(笑)。

あびる優に続き、ダルビッシュ有の不祥事で、「ゆー」が危ない!
ダルビッシュも「老舗ダルビッシュ有伝説」をレコーディングしとくか?
ダルビッシュユーの連呼は、ちょっとヒップホップっぽくなりそう。さすが現代っ子だ。
それか、ゆーめのデュエットかな。決め台詞は、やはり「だぶるゆーでしたぁ」(ダブルユーのパクリ)。

| |

« 吹雪の時間 | トップページ | 何のために学ぶのか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スポーツマンシップ:

« 吹雪の時間 | トップページ | 何のために学ぶのか »