デレク・ジャーマン特集!
@Niftyはときにとんでもないビックリ企画をやってくれる(笑)。CINEPLEX@Niftyで「デレク・ジャーマン特集」なる企画をやっていたとはっ!PLEASYの案内を見てはじめて知った。
デレク・ジャーマンという特異な映画監督は、ボクの好きな先生ヴィトゲンシュタインを映画化しちゃうような変わり者だ。映画ヴィトゲンシュタインは昔六本木に女の子と観に行ったのだが、たぶん女の子と観に行くような映画じゃない(笑)。そのときの人は哲学が好きだ(そのうえアンチ・ヴィトゲンシュタインじゃない)という稀な人だったんです。
その映画ヴィトゲンシュタインがパソコンで315円で見れてしまうなんて。ものすごい世の中になったものだ。ていうか、このムービーオンデマンドサイトの特集がいきなりデレク・ジャーマン特集だったということのマニアックさにぶっ飛びだ(笑)。
さすがに「ブルー」はラインナップに入ってなかった。知らずに観ると金返せといわれかねないからか?(DVDを買っているオレもオレだが)
映画ヴィトゲンシュタインは、ヴィトゲンシュタインに心酔していてアートっぽい映画も好きで、という人向きだ。いわゆる映画好きには向かない。ヴィトゲンシュタインの数々のエピソードを知っていて、それを映像で(というか演劇風に)やってみたというコンセプトそのものを面白いと思える人以外には苦痛ですらあるかもしれない。でも315円なら、試しに見てもいいかもしれない。
しかしパソコンで映画を観るという文化が定着するのかどうか。VAIOなんかだといいのかな?寝ながら観れたりとか。個人的にはケーブルテレビと提携して、リビングでオンデマンドできるとありがたいのだが。それってまんまPPVだな。競合他社になっちゃうか?
そのうち、ディスプレイ革命が起きたら完全に定着する可能性はあるな。ウェアラブルPCでオンデマンド。読書するようにオンデマンド。朝の連続テレビ小説アーカイブを通勤電車で観られるようになるぞ。それはそれでうれしいかも。長編モノだったら、しおり機能が必要だな。
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