埼玉決戦を振り返る
2月9日(水)は一大決戦の日であった。埼玉スタジアムでは徹夜組も出た。テレビ朝日は総力をあげてサッカー中継をした。古舘アナが報道ステーションのメインMCであるおかげで、サッカー中継で90分がなりたてるという方向性が出ず、ファンには救いだったのではないか(笑)。
日本中が大注目の対北朝鮮サッカー試合が埼玉スタジアムであると聞き、オレはまっさきに思いついた。「これなら北浦和ラーメン○二は空いている!」と。
夜9時前ごろ。予想は的中!しかも幹線道路も激空きだ。スイスイスイーッと北浦和に着いた。店横にある1台限りの特別駐車場に止めるのに苦労したが、客もまばらだった。
最近、二郎系といえば新橋ばかりで、二郎系としてはお上品なラーメンしか食っていなかった。新橋は「二郎」の冠をはずして営業されており、面影はあるものの麺も細いし、二郎とはまったく別モノになっている(嫌いじゃない)。それと比べると、赤羽二郎(マルジ)よしぐまの流れを組む北浦和店は、その豪快さを受け継ぎ、まさに埼玉決戦と呼ぶにふさわしい一品に仕上がっている。
厨房で台にこぼれたスープや油をどんぶりにかき集めて、鍋や丼に戻すという豪快さは他店では見たことがなかった(^_^;)。「厨房はそれくらいきれいにしてるんですよ」ってアピールなのか...。もったいないオバケでも出るのか?前回はそのかき集めスープを入れた丼がまさにオレのところに運ばれるのを目の当たりにして、「作り手のこいつらもほんと猛者だな」と妙に感心した(引く客もいると思うけど)。食ってやろうじゃないか!というファイトが湧く(それ間違ってるって知ってる!)
だが、オレはやつらのすごさを知っているので、豚入りは頼まない(弱っ!)。ふつうのラーメンに野菜増し・ニンニク入りくらいで充分だ。それですらかき氷のごときフォルムをして、ブロック肉のような豚が入っているわけだから。昨年8月決戦以来、じつに六ヶ月ぶりの北浦和○二だったが、今回もまた豚入りとおぼしき一品を知らずに注文して敗れ去ったオヤジがいた。知らないというのは恐ろしい。現代はまさに情報戦である(?)。
サッカーが終了してから客が増えだし、オレらが食べ終わった頃には行列が出来始めていた。勝った(笑)。まさに人の行く裏に道あり花の山の心境だ。
サッカーも日本がロスタイムに追加得点して勝ったようで。それで怒った北朝鮮は「核兵器持ってます!6カ国協議は無期限で出ません」って言い出したとか。しかも本国ではサッカーやってる時間帯はドラマを放映してたとか。いろんなウワサが流れてますが、平壌でアウェイの試合なんて出来るんでしょうか...。かなり心配です。テレビ中継は出来るのかな?客席に横田めぐみさんが映ってたりするといいんだけど。
車で○二に行ったのも、実は電車テロが怖かったからなんで(^_^;)、平壌に行く予定のサポーターはすごい度胸だと尊敬します。君らなら勝てる!豚入りも食える!生きて帰って来い!豚入りを食いに帰ってくるんだ!そう願ってます。ついでにサポーターにまぎれて日本の工作員を大量に送り込むべきだとも思います!
というわけで、私の埼玉決戦は完勝(完食?)でしたが、もうひとつ勝ったことがあります。サッカー中継が延びずにマシュー南のBestHitTVの時間帯変更がなかったことです!良かったー。スポーツ中継はこうでなくっちゃ!
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