メドレー縛り攻略法
春先にジュリー縛りについてココログった。昨日は新機軸、メドレー縛りで大盛り上がり大会であった。カラオケの話だ。
最近のカラオケ機器は情報端末として性能が向上していてビックリした。昨日の機種はカラオケリクエストコマンダー“デンモク”。シャッフル好きにはたまらない“そそる選曲”が可能になっている。歌手別・曲名別・歌い出し別くらいが普通だったカラオケだが、いまや[ジャンル−メドレー−年代]みたいな検索が出来るんですね。
昨晩はこの機能をフル活用して、順繰りにメドレー縛りで選び、一曲ごとにマイクをまわし、歌えなかったら罰金100円というゲームをやった。これ合法だよね(^_^;)。書いて大丈夫だよね(笑)?最後の支払いで精算するだけだもん。
これが、溜まる溜まる(笑)。曲を選ぶ最初の人は歌い出しがわかるメリットがあるので、もしその他の人が全曲パーフェクトに歌えたときは親の負けということで、選曲者が100円出す。
メドレーといっても歌手限定では不公平感が高いので、オリコンメドレーの1992年POPS男性とか、1984年の紅白歌合戦赤組メドレーとか、何が出てくるかお楽しみ系を選ぶのがコツだ。5人程度でやると、選曲者が常に有利でもない。なぜなら最初の一曲目は歌えても、最後にまた回ってくる可能性が高く、それが歌えない場合もあるからだ。特に紅白縛りなんて、若手で始まって大御所で終わるパターンだったりであなどれない!
また一曲目は結構長い。昨日のオレの失敗例は、目にものみせてやるわいっ!と、一曲目がのりPの「夢冒険」で始まる、女性アイドル縛りかなんかでスタートしたのだが、「心に冒険を 夢を抱きしめたくて そんな君のそば 見守ってたい」で終わらなかったのだ(笑)。この歌はここしか知らんだろ!見事に読みが外れて罰金払った。
どこまでをセーフとするかの判定も難しい。オレは音楽をかじってたりしてるんで、知らない歌でもほぼイントロのコードを聴けば似たようなメロディを速攻で作れる(笑)。誰も知らない曲の時は、自信満々にその場で作曲するのだ。だが、これもやはり気づかれることが多い。なぜなら曲の進行に沿って歌詞の色が変わるタイミングとオレの曲とがズレるからだ。アイタタタ!失敗から学ぶことは多いな。
サビしかしらないときはアウトだ。歌い出しが肝心だが難易度が高いと変なところから始まるんだよ。知ってる曲でもそこからじゃ出てこないってよくあるでしょ。サビまで来て「ああーこれかー!」って。今回は厳しくそれもアウトにしたが、サビだけでも歌えればOKとしてもいいと思う。
いわゆる音痴は判定とは無関係だ。音が外れているかどうかは問わない。確実に知っていて歌っているという雰囲気を全員が共有してくれたらセーフだ。だからヘタだから負けるということにはならない。そもそも雑多メドレーカラオケのキーはめちゃくちゃなので難しいものなのだ。
ぜんぜんお手上げのときは、ウケを狙おう。岩崎宏美「すみれ色の涙」(<リンク先音が出ます)がまわってきたときには完全にお手上げだったのだが、自信満々で「すみれSeptember Love」を歌ってバカウケ(笑)。同じ100円払うなら、ウケたほうがいいじゃなーい。
そうこうしている間にカモの皆様が次々とご来場(笑)。来た瞬間に「当店のシステムをご存知ですか?」と聞き、「メドレーを順番に歌って、歌えなかったら罰金100円です。明瞭会計!」と伝える。適当に座ってしまうとわけがわからず順番がまわってくるので注意だ。
こんなことを3〜4時間も続けていると、最初の5人だけで7000円くらい溜まった。オレは不覚にも1600円くらった!いやはやメドレー縛りはめちゃめちゃ面白い。ただ割り勘で払うのもいいが、こういう配分の決め方もアリではないだろうか。
同年齢層のグループのほうが不公平感は少ないと思う。「みんなが受験勉強してた年縛り」とか「就職3年目でブイブイ言わしてた時代縛り」とか。昨日は後から来たヤツが「チューブメドレー」なんぞを入れやがって大ブーイングだった(笑)。全員が自分のところで「STOP THE SEASON IN THE SUN」と流れるのを懇願してしまう。それ以外では負けるからだ(笑)。こういうリスクの高い歌手縛りはファンどうしでやってくれって感じぃ。
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