ボクも書きたい恋愛小説
先週発売されたDVD「あなたにも書ける恋愛小説」を早速観た。最近、堅い話が多かったひとくちメモですが(^_^;)、なんだかんだゆーても、ロマンチック・コメディが好きなんだ(笑)。それと同じくらいケイト・ハドソンも好きなんだ!
実はこの映画、公開時に見ていない。映画通でソフィー・マルソーファンつながりでもあるTakさんに、「米国ではソフィーとケイトが共演してまっせ!」という情報をいただいていたのだが、日本公開時には失念していて、思い出したら都内では公開終了していた...。それで今回初めて鑑賞できたのでした。
いやー、面白い映画だったなぁ。ケイト・ハドソンはすばらしい。もともと「あの頃、ペニーレインと」が最高にかっこいい映画で、ケイト・ハドソンの魅力にトリコロールだったわけだが、その後ラブコメの新女王となっての「10日間で男を上手にフル方法」で、まさにボクのハートをツク・ダーン!安心して楽しめるし癒される映画のヒロインとなったワケです。
で、今回の「あなたにも書ける恋愛小説」です。いい作品に恵まれてるよねぇ。現場の雰囲気もきっと良かったに違いない。プチありえねぇ系シチュエーションの中でケイト・ハドソンの魅力を惹き出しまくってます(笑)。アレックス役のルーク・ウィルソンとは前からの知り合いだったと言うのも良かったんじゃないだろうか。
現実と創作とのシンクロは、まさにスタートレックTNGにおけるホロデッキかホロスウィートかって感じで、トレッキーにも楽しめる映画だと思う。飛躍のしすぎ?いやいや、そんなことない。SFもいいがコメディもいいぞ。このプロットがスタートレックのホロデッキと同じく、脚本の広がりと遊び心をムリなく作品に溶け込ませる仕掛けになっていると思う。でなきゃ、ケイト・ハドソンが一人5役とか、ありえない(笑)。特に小説のなかの世界(ホロデッキ的な世界)は、陽が燦燦と降り注ぎ、いかにも絵空事のような空気感が出ていて、いいんだな。そこでのソフィー・マルソー演じるポリーナの絵空事加減もさすがっ!
現実と虚構とが絡み合いながらラストへとグイグイ引っ張っていくストーリーは、創作活動の面白さをも表現してる。「登場人物が勝手に動き出す」というのは小説や物語を書いている人だと良くわかる感覚じゃないかな。でも進んでいくなかで矛盾が出たりいろんな障害にぶつかることもこれまた自明のこと。そこでケイト・ハドソンの存在が創作に影響していくワケですよ。
これって小説家でなくても、日常のなかで誰にでもあることだと思う。お互いに影響されながら生きていくんだから。そう、だからこそこの映画の邦題は「あなたにも書ける」って言ってるんじゃないかな。「あなた」はアレックスでもエマでもなく、観客自身であって。純粋にロマンティック・コメディとしての面白さと、ものづくりの面白さ、そして誰かと生きていく面白さ、そういう多様な面を持ったあったかい映画だったと思いました。うーん、あまり感想文は得意ではないのだが、そこそこいい感じにまとまったな(?)。
※DVDのジャケットはタイトル文字が黒いですが、現物は白抜きです。あとちゃんとケイト・ハドソンの写真の上に名前が印字されてます(笑)。当然だと思うなかれ。いろんな大人の事情で、写真と名前すらシンクロできないことがあるらしいんだ(笑)。
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コメント
僕が住んでいる地区では昨日まで¥800で上映しておりました。ケイト・ハドソン、ソフィー・マルソーさらに監督がロブ・ライナーだもん!気に入るのは必至・・・ところが劇場に足運べませんでしたくーーーっ(泣)。ビデオで早いうちに観ようっと。小説の人物を演ずる場面があるっことですね?オードリー・ヘップバーンの映画にそんなのあったよなぁ。ううぅ楽しみ。感想書きにきますね。
投稿: tak | 2004/11/13 14:24
コメントサンキューです。
もうねぇ、ソフィー貫禄ですよ!推理小説じゃないけどラストは言わないほうがいいのかも。男30代にしてキュンと来るみたいな(^^;)
> 小説の人物を演ずる場面があるっことですね?
現実世界とどっちが長いかってくらいに(笑)。なんかザッピング感覚みたいな。まぁ、とにかく観てください。ソンはさせませんからっ!
投稿: ポップンポール | 2004/11/14 10:58