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2004.09.30

安保理常任理事国入りなんて...

ついでにこっちについても、ひとくち雑言しとこう。コイズミが国連の安保理常任理事国入りを強く希望して、それを公の席で演説ぶっちゃった件(ロイター)。国内政局にはフル稼働するサイボーグ・コイズミの勘ピュータも、多少論理的な世界が相手では、なかなか場を読むことが出来ない。議場にはシラけたムードが漂った。

ボクは常任理事国入りなんて大反対だが、まぁ賛成だ反対だなんて言ってても面白くない。面白いのは、国連軽視のブッシュに擦り寄って、常任理事国入りを目指すという、いっけん矛盾したアプローチの仕方のほうだろう。根回しというのは、普通その組織のなかで和を図るものだが、コイズミ日本はそういう正攻法は取らない。国連なんてどうでもよく、わが道を行くだけのブッシュのアメリカ頼みなのだ。

アメリカという国は国連なんてどうでもいいから、常任理事国にどこがなろうが別に関係ない。多少自分に擦り寄ってくる売名野郎がいるから、まあオレ様側についてるんならと嫌な顔をしないだけだ。ちょうど、大親分が経営者になりたがっている親戚のドラ息子に、どーでもいい子会社の役員席のひとつを口添えしてくれるみたいな話なわけだ。それに乗って、ステータスだけが欲しいといっているコイズミなのである。国連でなくても外交で成功したいという、そのカードのひとつでしかないわけだが。そんな意識では何一つうまくいかないのは、相手のある外交では明らかだ。よっぽど部下がシッカリしていないと逆にすべてをクラッシュさせてご引退されてしまう。

だが、いかんせんドラ息子は人望がなく、親がせっせと溜めたカネを湯水のごとく使い倒したあげく、膨大な借金を家族に無断で(いや家族名義でコッソリといってもいい)作りつづけている。外ヅラはいいからパッパラパッパラとカネ払いは豪快だが、借金は膨らむばかりだ。これまではそれでも恥を重んじてどうにか身内にだけは隠して来れたが、いまや近隣だけでなく、遠い外国にまで「あの成金のドラ息子じゃ破産するのは織り込み済み」という常識が出来てしまった。裸の王様なのだ。

そんなバカな国に、誰が重責を担わせられるのか。借金まみれの国、それも一人相撲で出来た大借金まみれの国に、なにを任せられるのか。なりたいという前に借金返せといいたい。ま、それを言い過ぎるとカネ貸してるボクらの身にまともに降りかかってくるから絶望的なわけだが...。モラルハザードして逃げ切るか、ここで耐えてまともな国に戻るか...。難しい選択だ。

ココログもやってる木村剛さんは、先の講演で「信じる者は救われる」と日本国民のバカさ加減をオブラートに包んで茶化して見せたが、茶化されて済んでるうちはまだいい。ソ連のようには崩壊しないかもしれないが、アルゼンチンのような道を辿らないとは限らない。それもそう遠くない未来に。常任理事国になって破産しましたじゃあ、誰も納得しない。少なくとも世界の世論の多くは、日本を借金まみれの売名野郎と見ている。そんな悲観的な意識も多少ボクらは持っておくほうがいいように思う。

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