google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 小泉八雲: ひとくちメモ

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2004/06/27

小泉八雲

文学アルバム小泉八雲今年(2004年)は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン,ラフカヂオ・ヘルン)の没後100年。また本日は誕生日(1850年6月27日生)でもあります。そんな時節、宗家源吉兆庵の生誕記念菓子企画の6月は小泉八雲でした。銀座の展示室で直筆原稿や略歴の展示を行っています(6月29日まで)。私は昨年夏に小泉八雲所縁の松江に行ったりしたので(その旅行記はこちらですが小泉八雲にはまったく触れてなかった...)、この展示を見に行きました。

グルーチョ・マルクスに似てる...。ってヒゲだけやん。そんな不謹慎な感想(ってグルーチョにも失礼やん!)はともかく、直筆原稿とか初版本などなど貴重な資料を閲覧できました。ギリシャに生まれ、英国、米国、そして明治時代の日本へとやってきたラフカディオ・ハーン。日本に来たときは40歳。その年の夏から松江で英語教師になり、翌年小泉セツと生活を始め、46歳で日本に帰化し小泉八雲となりました。その人生だけでも興味津々。そのうえ貴重な仕事を残している。唱歌の聴き書きローマ字原稿(レプリカ)を見ていると、当時の子どもたちの歌う姿をイメージしたりして、ちょっとしたメモとか残しとくべきだなと思いますね。

私と小泉八雲との最初の接点は小学生時代。某マンガ雑誌でドラえもんを使った一コママンガだかイラストだかを募集していたのです。マンガクラブ部長だった私はその応募作品に、ドラえもんと耳なし芳一(小泉八雲の『怪談』に収録)とに肩を組ませて「耳なし友だち」って笑ってる絵を描きました。山口県人なので、耳なし芳一はわりと身近だったのです。でもこのハイブローなギャグ(笑)は編集部に伝わらずあえなく落選してしまいました。

小泉八雲の資料展示は6月29日までです。また今年は没後100年ですので、注目の記念イベントも。7月25日(日)島根県民会館での「怪談狂言 耳なし芳一」です。遠くて行けないけど(泣)。デーモン小暮閣下ご出演です。どーでもいいけど私のデーモン時代の写真はこちらです(笑)。

今回訪ねた宗家源吉兆庵の生誕記念菓子企画の6月は小泉八雲特集でしたが、今後も毎月興味深い展示が続きます。7月柳田國男、8月瀧廉太郎、9月竹久夢二、10月水原秋櫻子、11月野口英世、12月与謝野晶子というラインナップです。

dvd_marx_5box.jpgついでにグルーチョつながりで(笑)、なんと「マルクス兄弟コレクターズBOX」が5枚組で7月9日発売です。昨年出た「3枚組BOX」とも作品がかぶってない!うれしすぎる!

昨年の3枚組BOXでは「我輩はカモである」という映画史に残るナンセンス・コメディの古典的傑作がやっとDVD化されて度肝を抜かれました(これもビデオを出してる会社にメールで依頼してたのです)。「我輩はカモである」はドリフターズファンにはそのギャグの原点としても必見ですね。今度の5本組BOXも昔NHKで放映された数本はビデオ録画してますが、やはりDVD化必至の作品群だっただけに買うしかない!ギャグだけでなく、テンポも音楽もすばらしいマルクス兄弟の世界を堪能できます。

なんで小泉八雲のいい話してたのにマルクス兄弟の話で締めなあかんねん。ってその言い方どっちにも失礼やん!どっちもサイコーってことよねぇ〜。野口英世もグルーチョに似てる...。もうええわ!ほな、さいならー。

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