幸せな木村多江!
先週の「ホームドラマ!」の目玉は、なんと言っても“幸せな木村多江”ではないだろうか!
木村多江...。いま日本で一番不幸が似合う女優。薄幸な女を演じさせたら右に出るものがいない。幸薄さの代名詞が木村多江だ(?)。
最高に薄幸だったのはやはり「白い巨塔第一部」だろう。里見に告知を受け、友達も恋人もいないと独白するシーンの緊迫感は圧倒的だった。ドラマ史に残る名場面といっても過言ではないだろう。その後バスで去っていく姿も印象的だったと思う。
そんな木村多江は「古畑任三郎SP」でも死んでたし、「ホームドラマ!」第一回SPでも死んでいた(今回はそのとき死んだ奥さんのそっくりさん役だった)。その他もろもろのドラマでもイメージは常に不幸な女であり、不幸な女=木村多江というのは、アホ=坂田利夫師匠と同じくらいの説得力を持つのではないだろうかっ。
そんな木村多江が、今回はユースケ・サンタマリアに失恋させて、結婚する役であった。幸せそうな木村多江もなかなかいいじゃないか(笑)。だが個人的には花持って来てるユースケの気持ちに気づかない(あるいは気づかないフリで商談をまとめようとしている)鈍感な女は嫌いだ(^^;)。
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