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2004.04.29

オレのホームドラマ!

「オレンジデイズ」とともに録画している今クールのドラマ「ホームドラマ!」。「ちゅらさん」の岡田惠和脚本でスタートがめちゃめちゃ重い。これはいい作品になる可能性ありってことで。堂本剛くんとは「夢のカリフォルニア」で組んでたし、いしだあゆみさんとも「恋文」つながり。「キッズ・ウォー」の井上真央は以前からの注目株で、酒井若菜のOL風貌も設定にバッチリだし。ポテンシャル高いんだよな。ただ、これまでの傾向では、こういうドラマで視聴率が取れないところが難しい(^^;)。今回はどうなることか...。あとユースケ・サンタマリア!あえて呼び捨てに「!」をつけさせてもらった(笑)。まさにこのドラマのタイトル「ホームドラマ!」と同じ意味合いで。

kawa_itsuka.jpg芸能界に登場してきた頃の彼が大嫌いでした。深夜バラエティで「はい、座布団3枚!」とかつまんないことを叫びまくってるだけの人に見えたから。しかもふざけた名前じゃん。まったくの芸No界野郎だと思ってしまったわけ。でもその後の彼のドラマでの輝きというか、おこがましい言い方をすれば「成長」は群を抜いてた。特にオレの中では「ウエディングプランナー」が決定打でしたね。「川、いつか海へ」も早くもDVD−BOX化です。今回の「ホームドラマ!」も楽しみですよー。

前回のひとくちメモ「ボクのオレンジデイズ」では、中学時代の思い出を書きました。で、「ホームドラマ!」のようなエピソードも探してみましたが、設定がファンタジックなんで、なかなかないよね(^_^;)。

既に家族と過ごした時間より一人暮らしのほうが長くなってしまった。でも二十歳のころ、あかの他人と一週間だけ一緒に暮らしたことがある。台湾人のNちゃんで十代後半だったと思う。お母さんが台湾の人で、日本人の方と再婚されたとき一緒に日本に来たそうだ。日本語教育もほとんど受けずに来て、いきなり日本の高校に編入したと言っていた。

彼女とは恋人でもなんでもない。まったくの他人で、ウチに来たときが初対面であった。なんとなく「ホームドラマ!」っぽいでしょ?実は彼女は...

カケオチの真っ最中であった。お相手は当時ボクもメンバーだったバンドのギタリスト。お互いの両親に反対されて二人でカケオチしてきたのだ。だが、たかだか大学生と台湾人の娘で逃げる場所は限られている。親は必死だからあらゆる手段で探している。他のバンドメンバーの自宅には既に連絡が入っている。

こういうときに手がかりとなるのはなんだと思う?それは年賀状(笑)。親は息子に来た年賀状を元に連絡しまくっていたのだ。オレは「なるほど!」とヒザを打って、親心の“火事場の発想力”に感心したものだが、彼らの努力もオレのところまでは届かなかった。なぜならオレは年賀状をださない筆不精の典型野郎だったからだ。

しかもギタリストは埼玉の北部在住、おれは湘南在住だった。バンドの練習は中間地点の町田(すごい無理やりな中間地点だろ!)。土曜のスタジオ深夜パックでは藤沢町田線を車で飛ばしたものだ。ほんと苦労したなぁ。早朝の牛丼は青春の味だったなぁ...。おっと、そんな思い出はいま関係なかった。

で、ギタリストが最初に逃げ込んだベーシストの実家(鎌倉市)。このベーシストK君、言動はいつも過激でエロエロ野郎だったのだが、バンドマンのくせに律儀に年賀状だしてたわけだ。そんな彼はいま某市役所勤務(笑)。人間外見では判断つかんぞ。彼のところで年賀状から足がつき、二人はオレのところまでやってきた。そして、これから金策に行って来るから彼女を預かってほしいというのである。当時ワンルームに住んでいたオレのところに、こんな依頼をしに来るくらいに切羽詰っていたわけで、オレは受け入れた。こうして奇妙な一週間がスタートした。

日本語は多少通じる。あとは筆談だ。ここは「オレンジデイズ」っぽいか?日中オレは外出しているのでいいのだが、夜が長い(笑)。彼女をオレのパイプベッドに寝かせて、オレは床に寝た。幸か不幸かオレのタイプじゃなかったので問題は起きなかったが、朝ベッドに下着が残ってたりしてて「おいおい、もうちょっと警戒しろよ!」とオレが思ったくらい天真爛漫であった。

こんなこともあった。沈黙がつらいのでここはひとつ日本映画でも観て、日本になじんでもらおうとビデオをセットした。だがそのチョイスが女心には届かなかった。オレが選んだ映画は「ニッポン無責任時代」。クレイジー・キャッツの名作だが、植木等の高笑いの度になんとなくシラケた空気がワンルームに充満してしまった...。ツラくて最後まで見ることができなかった。こんなにツラいクレイジーは後にも先にもこのときだけだ。

そうこうしているうちに、ギタリストが戻ってきた。金策といっても実家に頼るしかなく、自分の両親と相手の両親に話しをして、とりあえず戻ることにしたという。それが正解だとオレも思った。彼らはなにごともなかったように、普通にバイバイって帰っていった。彼らとはいま交流はなくなってしまったが、結婚したのだろうか?もし、これ読んで「オレらじゃん!」って思ったら御一報ください(笑)。年賀状は出しませんけど、メールなら(^_^;)。

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Comments

ポップンポールさんて、本当にいい人なんですね。
自分の彼女を置いていくなんて、信頼されてなければできないですよね。いい話です。ほんと、ドラマにできそう!
そのお友達もポップンポールさんに金貸してくれとは言わなかったんですか?
感動しちゃった~。

Posted by: ぶんぶん | 2004.04.29 at 17:12

そう、実はボクいいひとなんです(笑)
いろんな意味でいいひと。
もっとこう、苦みばしった男の色気っつーの?
危険な雰囲気漂わせたいと思ってんですけどねー。
ありえねぇーって声が四方から飛んできそうですな。

そういえば金貸してって話はなかったですね。
お互い学生でしたしね。
私も一週間の宿代を要求したりしませんでした(笑)。

Posted by: ポップンポール | 2004.04.30 at 00:59

ああ…、なんか他人事とは思えない話でしたw

感動…というか、共感しました。
ホント、なんと言うか、懐かしいような気持ちです。

…とにかく、そのギタリスト氏と再会できたら、いいですね。

Posted by: たろー。 | 2004.04.30 at 01:14

再会できるかなぁ...。

せっかくだから二人の出会いも書いとくと、Nちゃんが新しいお父さんの店でバイトしてたんです。そこへギタリストが飲み食いにいって一目ぼれ。酔った勢いかなにかで「ここに電話しろぉ!」ってNちゃんに電話番号を渡したそうです。そしたらかかってきて交際開始という感じだそうです。

若い頃はいろんなことが起こりますわな。

Posted by: ポップンポール | 2004.04.30 at 12:47

先週の放送では酒井若菜ちゃんが光ってましたね。先々週の放送でも「おやっ?」って思ってたんですが、確信にかわりました。

不覚にも押さえてなかったんですが、彼女は「木更津キャッツアイ」とか「マンハッタン・ラブストーリ」とか、クドカンドラマの常連だったんですね。そりゃいいわけだ。クドカンと岡田さんもお友達ですし、この一大勢力、あなどれませんな。

ボクは台詞回しのちょっとした機微に弱いのです。台詞回しのよさでいえば、たとえば「カバチタレ!」や「彼女たちの時代」のときの深津絵里とか、ものすごくいいと思うわけ。ちょっと前では映画「桜の園」とかさ。

そういう意味で、今回の酒井若菜ちゃんの当世舌足らずOL風のちょっと自信なさげな台詞回しがものすごくツボでした。ファンタジーのなかにあるリアルな日常っつーか。前々回ではウチのなかで車座になって話すとこ、今回はユースケ・サンタマリアと偶然出会って「がんばりましょ」って言ってる前後すべて!何度も聞きたい感じです。

このドラマも見逃せなくなってきた!

Posted by: 酒井若菜(がいい!) | 2004.05.02 at 11:45

ポップンポールです。いやー先週の「ホームドラマ!」第七話はサービスカット満載でしたな(笑)。特に井上真央の不良少女コスプレには往年のキッズ・ウォーファンが思わず微笑んでしまったでしょう。サービスカット以外の何者でもなかったな。いや、そういう遊びは必要ですよ。

岡田脚本ではお約束となりつつあるのかも。「夢のカリフォルニア」でクドカンが林檎をお手玉にしながら「ふぞろいの林檎たち」を暗喩してるカットがあったじゃない。あんな感じでさ。

同じ食卓のシーンで、酒井若菜と泉澤祐希(子役)とのやり取りも面白かった。酒井若菜がこのドラマで初めて見せたはじけた演技。まさにフーコンファミリー(ということはオー!マイキーでもある)を彷彿とさせたな(笑)。酒井若菜のはじけた演技ももっともっと見てみたい。

Posted by: キッズ・ウォー | 2004.05.30 at 09:53

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