« ダジャレに噛み付く世論 | Main | XXXに贈る! »

2004.03.06

こども夢質問箱から連想ゲーム

映画・テレビのカテゴリがあって、なんでラジオがないんだといつも思っています(自分で作ればいいんだけど)。

さっきまで国仲涼子ちゃんご出演の「こども夢質問箱」(NHK第一)を聞いてました。いわゆる「子ども電話相談室」です。こどもの無邪気な質問を触媒にしたインタビュー番組ですから、じっくり楽しめます。それによると国仲涼子ちゃんは中学時代陸上部だったんだって。しかも短距離。ボクと同じじゃん!メモしとこう。共通項があってうれしいですぅ。

あ、でも違いは陸上部3年間続けられたってこと(^^;)。すばらしい。ボクは大会のときだけ駆り出される部外要員でした。短距離は1年だけで、体がでかくなってからは砲丸投げに転向して県大会へ。短距離が得意な人は砲丸投げやハンマー投げは有利なんです。特に田舎の中学校でマイナー競技はお徳!短距離じゃ県大会まで進めないもん(笑)。


そんな砲丸投げの思い出とつながるのが、今朝の情報番組でやってた町工場コミーの社長さんのお話。「競わないことが勝つ秘訣」というポリシーをお持ちだとか。カーブミラーとか旅客機の収納ボックス内ミラーなどの受注生産で競合他社がない市場を独走しているそうです。まあ、勝ったからいえる言葉なのかもしれませんが、ボクもまったく同意だねぇ。

競争相手が少ないところで実績を上げるのはひとつの戦法だと思う。ボクもそっちの方が自分にあってると小さい頃に信じて今日でもそれだけは揺るがないです。他人と同じ勉強しても人類の知識の総和に貢献しないから、ボクは違うことを学んで世界の知識を豊かにしてやろうと本気で思ってましたね。自分と世界とがWin-Winの関係にある状態が最高ってことですね。いま実現できてるかどうかはあやしいけれども、こと学習の方法論としては間違ってないといまでも思ってます。だからこそ学校教育の画一の押し付けには反発もしました。そういうボクの性格を見抜いてる先生もいて(国語の先生が多かった)、うまーく乗せられてたな(苦笑)と思う時期もあります。それはそれで感謝もしてる。



book_yamagiwa01.jpg
この話からまたまた連想したのが、山際淳司さんの「たった一人のオリンピック」という短編ノンフィクション小説。角川文庫の「スローカーブをもう一球」に収録されています。

この主人公は突然オリンピックに出場したいと思い立ちます。なにかスポーツを続けていたわけでもないのに。そこで自分でもこれからオリンピックを目指せる競技がないか探し始めるわけです。目をつけたのは当時のボート競技。科学的なアプローチもなにもなく、閉ざされた世界の中で競争が行われていたところへ、まったく無名の若者が出現し、次々と革新的なアイデアを導入して勝ち上がっていくという、エースをねらえもビックリの物語(しかも実話)で、めちゃめちゃ痛快です。起業家精神みたいなものにも通じると思います。

彼の場合は闘いのないところに闘いを導入して自分で勝ち上がっていったわけですが、「競争しない」ということは、「みんな仲良くお手々つないでゴールイン」というばかげた運動会とは根本的に異なる世界です。独創によって独走を目指すということだと思います。やみくもに営業力アップをやってる会社がまだまだありますけれど、それはこの小説のなかに出てくる旧態依然としたボート業界の姿に似ているなと思ったりもして。今朝のコミーの番組をみて、本棚の奥から引っ張り出してもう一度読みたいと思ったので、ちょこっとアップしてみました。山際さんの著作は名作ぞろいなので、どっちかというとマイナーな作品ですが、そこもまた今回の内容と一致してますかな(笑)。オリンピックのある今年、オススメの作品ですね。

|

« ダジャレに噛み付く世論 | Main | XXXに贈る! »

Comments

同僚から借りてつい先日までこの本を読んでましたっ!!
このボートの彼はどこにも所属しなかったからこそ異端児的チャレンジができた気がします。
他の章も無名時代の有名スポーツ選手など登場しておもしろいですね。

Posted by: com | 2004.03.06 at 23:08

国中涼子ちゃんのCM始まりましたね。
画面に向かって両手をふってるポップンさんの姿が、目に浮かびます。
(スレ違いごめんなさいm(__)m)

Posted by: まりあ | 2004.03.07 at 17:16

comさん、読まれましたか!ほんとにこの一冊はどれも粒ぞろいですね。山際さんほどすばらしい切り口でスポーツを描ける人はなかなかいないですね。亡くなって来年で10年になります。早いものです。

Posted by: ポップンポール | 2004.03.08 at 01:08

まりあさん、お晩でやんす。スレ違いもいいですよ。連想ゲームは拡散していく夢幻の世界ですから。これを意識下のハイパーリンクと言います(うそ)。

国仲涼子ちゃんは最近出まくりですね。うれしい限りです。

実はFattyさんからも、WebCFとスクリーンセーバー情報を個人的にいただいちゃったりして、ブログのありがたさが身に沁みますねぇ。

Posted by: ポップンポール | 2004.03.08 at 01:14

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1103/268580

Listed below are links to weblogs that reference こども夢質問箱から連想ゲーム:

» スローカーブを、もう一球/スポーツを「読む」 [金言豆のブログ]
★本日の金言豆★プロ野球団の合宿所の部屋の床は、タイル張り プロ野球、高校野球といった日本では人気のスポーツから、ボート競技、棒高跳びといったお世辞にもメジャー... [Read More]

Tracked on 2005.04.06 at 23:46

« ダジャレに噛み付く世論 | Main | XXXに贈る! »