できちゃった婚
いつのころからか「できちゃった婚」って普通に使われるようになりましたよね。スポーツ新聞とか大衆週刊誌とか、インパクト至上主義のマスメディアの仕業だと思いますね〜。
この記事にコメントつけてたらまたまた長くなったので、トラバに変更しました。
“芸能マスゴミ”は「吹聴するのが恥ずかしい」と思われる出来事をまさに吹聴することが仕事だと思ってる。で、他社が肯定的に取り上げたなら、ウチは否定的にぶつけてやろうという記事合戦に一般市民は翻弄されて、その言葉自体の持つ愚劣さに麻痺してしまうシステムが出来上がっちゃってるんですよね。日本って流されやすいから。
この麻痺させるってのは、問題をすりかえるテクとしては昔からよく使われてるんですよね。ある問題が起きたとき、ミスリードするためにその問題自体はすでに確定した事実にしてしまって、ではどうするかという二者択一に議論をすりかえるというテクです。問題自体が問題だったはずなのに、その問題の対策の方に議題をすりかえていくわけです。昔オレもあったな。まったく寝耳に水の人事異動を初めて聞かされたとき、最初から都内か地方かって話をされたことが(笑)。
昔も赤ちゃんが先に出来たとき「責任取って結婚しろ」みたいなこというオヤジはいましたけど、責任とることが結婚だという考え方もどうかな?そんな男に自分の娘を勧めるリスクを考えろ!と思ってしまいます。結婚を重大な契約と考えると「責任とって結婚しろ」という言い方は、過失を犯すリスキーな取引先とまさにその過失によって契約を結んでしまうってことじゃん。ま、吸収合併に近いがな(笑)。ソイツの人生をオレが買い取るみたいな。怖い怖い。
なかには「できちゃった婚」といいつつ「自分からリードしてワザとつくっちゃった婚」とか「あいまいな男にもう一歩踏み出すきっかけ与えちゃった婚」みたいな戦略的な女性もいらっしゃるでしょうね(笑)。その場合に「できちゃった」という言い方は男の側にとって強烈なテロリズムです!「あなたが悪いのよ」といいつつ、ちゃっかり自分の思い通りにことを運ぶ。三歩さがって男の後ろからついていく昔気質の女を演じつつ、夕飯に少量の毒を盛るかのような(違うかそれは)。「おまえが悪い」とあることないこと言い立ててからボコボコにする。まさにアメリカによるイラク攻撃のようだ!
と、ヒロスエネタをフセインネタに強引につなげてみました。
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コメント
ずいぶん昔のことですが・・・。
私が嫁にいかず(「いけず」とは言わない)、田舎でいきおくれの地位を不動のものにしていた頃、
母に「順番間違えてもいいから」としょっちゅう言われていました。
できちゃった婚の話を聞くと、つい「まだ若いのに」と思ってしまうのは、この母の言葉に毒されたせい?
投稿: funa | 2003/12/22 20:27
funaさんのお母さん、ファンキーですね。
ま、子どもは若いころに作ったほうが母体も安全だからね(>ボクぜんぜん論点ずれてます)
いま結婚するけど子どもは作らないという夫婦も多いですよね。ボクのまわりもかなり多い。それ見てると、作っちゃってから結婚することで、周回遅れからいきなりトップに躍り出た!みたいな爽快感もあるんじゃないかって気がしてます(笑)。
投稿: ポップンポール | 2003/12/23 08:07
最近まで順調に?事が進んでいた「できちゃった婚」。私が生みたいといったことで始まり、一緒の頑張っていこうといってくれた彼は、私と彼の母との意見の違いと、彼との口論の末、結婚自体が消滅??しかけています。残念なことに流産してしまいましたが、それがきっかけ?で、相手の家と彼の態度が急変。私のことを気遣うわけでもなく、「しばらくそっとしといて欲しい」なんていわれ、家にはもうくるなと・・・。こんなことってアリなの?と憤慨しているところです。一緒に頑張ろうといってくれたのは、まるで嘘のよう。子供で俺をつなぎとめようとしてたんじゃないか・嘘をついてたんじゃないかと、女に対して言っていい台詞じゃないように思うのですが・・・こういう事って、世間ではどうなの??
投稿: ally | 2004/04/10 23:04
allyさん、こんにちは。
大変気の毒なお話でしたね。
時代は「できちゃった婚」を認める傾向にあっても、家族、親類の中には「できちゃった婚」を認めない存在が必ず一人はいるもので。
与党に対する野党の反撃をどうかわすかは与党の腕の見せ所。ですが、野党に寝返っちゃってただけでなく、「我々は与党のテロ(できちゃった)には屈しない」と言われるような方とは、一線を画した方がいいかもしれません。いつ、また自分の立場を守るためにと、手のひら返すように公約違反するか分かりませんからね。そういう人どこかで見たことありませんか?
それより何より、流産は出産と同じくらい心身消耗していますから、どうぞお体を大切に。
投稿: FFへんしゅ~ちょ | 2004/04/11 02:41
allyさん、コメントありがとうございました。「しばらくそっとしといて欲しい」ってどっちの台詞じゃ!と思ってしまいますね。少なくともこんなケースで、男の側の言っていい言葉じゃないような気がします。
allyさんのおっしゃるとおり「子供で俺をつなぎとめようとしてたんじゃないか」というのも男の側の言い分としておかしい。というよりこれは男の心理がつい口に出たのではないかと思ってしまいます。
このケースでは「できちゃった」過程はおいといて、その後事態の変化で態度を変えた理由がどこにあったのかですよね。彼は「子どもでつなぎとめられよう」と思っていたに違いない。それが母親との食い違いと流産とが重なって結婚を渋り始めた。ということは、子どもだけが判断基準であって、allyさんの存在を軽く見ているとしか思えない。だから暴言も吐けるわけです。常に自己中心的な考え方をこの彼はしているわけですよね。結婚しなくて正解のように思いますけどね。
でもこのまま彼を「そっとしておく」のはなんかくやしい(?)。翻弄されたのはこっちなんだから。せめて嘘じゃなかった証拠とか別れ際にキッチリ渡してやりたいけどね。
投稿: ポップンポール | 2004/04/11 09:50
そうなんです・・・、私を嫌いではないから勘違いするなっていわれて、おいおい、んじゃぁ何だよ、です。うちの母にできちゃったと報告したとき、「この妊娠は諦めて、まずは二人でがんばりなさい」っていわれたのがひっかかってるみたいで。それは私に言われたことなんですけど、彼はうちの母には会おうとも思わないと・・・自分だけ傷つかないようにしたいんでしょうね。
投稿: ありー | 2004/04/16 21:23
なんだか聞けば聞くほど、男の側の保身コメントというか保険コメントが出てきますねぇ。結局彼が一番好きなのは彼自身なんだよなー。そこ勘違いするなって言っといて(ってオレは無関係だった^_^;)
そんな彼にはRCサクセションの名曲「三番目に大事なもの」をささげます!
投稿: ポップンポール | 2004/04/17 02:39
ははは(笑)さっそくtsutayaで探してみましょう♪まずは試聴から・・・(^-^)RCサクセションの曲って、聴いたことないような・・・名前は知ってますよ♪
できちゃった結婚というタイトル、なかなか子供に恵まれないカップルには、とんでもなく素敵なことですよね。どのカップルにも、多少の問題は持ってるかと思うけど、やっぱ「愛」!!これが一番の和みワード。大切なものをどっかで忘れてきたんだろうなぁ、私(笑)ポップンロールさんは既婚者ですか?やっぱ「愛」!!ですよね♪
投稿: ありー | 2004/04/18 04:09
是非聴いてみて欲しいですねぇ。一番大事なのが自分でその次が勉強で三番目が恋人って曲です。
tsutayaで借りるとしたら「HARD FOLK SUCCESSION」というアルバムでございます。歌詞は学生時代の恋愛論みたいな感じで、女の子の気持ちとして歌ってるので、彼はまた勘違いしちゃうかも(笑)。
ポップンポールは独身です。実はキレイに別れられたことがないんです...(^^;)。
投稿: ポップンポール | 2004/04/18 11:25