凡庸でない平凡な日記を読みたい
ボクは天邪鬼だから、とことん普通の日記をやってみて欲しいという気もしますね。ほら、Webが出現したころ有名なコーヒーポットがあったじゃないですか。世界中の人が単なるコーヒーポットを観察してたっていう。
たぶんここで当時を振り返れます(英語)。
あと、現代アートの人で日めくりカレンダーを1日1枚作った人がいたんですよ。作ったらその1日終わっちゃって、そのカレンダーはカレンダーとしての意味を持たなくなるんです(^^;)。それを365日かけて完成させるんですよ。でも書かれた数字やそのデザインは毎日違ってて、それがアートだ!みたいなの。究極の無意味さですよね。そういうのはかっこいい!
私のひとくちメモでも「今日触った小物リスト」とか毎日作って、3年後に眺めてみたいなという超自己満足な欲求が無くは無かったんです。いちいちペットボトルのメーカー名とか触ったもので印象に残ってるモノを全部書いてくの。すごいつらそうだからやめたんですけど。そういうとんがった他者拒絶サイトだったら、逆に毎日チェックするかもな〜。
または1年がかりでお絵かきとか。毎日ちょっとづつ手を加えて、その中途半端な状態をアップしつづけるとかさ。一年後に完成品だけ見ればいいと普通は思うんだけど、一度経過を観にいっちゃうとたぶん毎日気になって仕方がなくなる。そんなのとかね。淡々と物事が進んでいく過程を追っかけるのって案外面白いんです。朝顔の観察みたい!あるいはパラパラマンガみたい。引退したらやろうかな。
日記は凡庸な読み切りになっちゃうことが多いでしょ。それがつまらなくなる原因かな、なんて思ったりもしてます。書いてある記号は平凡でも、基準(キリクチ)が凡庸でない日記っていいましょうか。そういうのは継続して読んでみたいね。
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