誤記だらけの教科書
「スラスラ読めても頭に残りませんからね。ありがたいです」(13歳・私立中学校男子)
「いまの子どもはゲーム好きでしょう。RPG感覚で罠をかいくぐって授業してます。生徒にも好評ですよ。みんな競って間違い探ししてますから。」(36歳・中高一貫校教諭)
「そんだけミスを見つけた人に校正してもらったらいいと思います」(38歳・主婦)
「塾にまで教科書持って来るんですよ。ええ、確認するためです。学校だけじゃ不安だといって。熱心な生徒が増えました。教師もウカウカしてられませんよ。」(33歳・塾講師)
「正しいことだけ教えりゃいいと思ったら大間違げぇよ。いまの政治みてりゃわかるだろ。それを教えてやりゃいいんだよ。ニッポンの縮図よ。べらんめぇ」(62歳・棟梁)
「書き込み式で一年が終わったときに初めて完成する。新しい教え方の提案だと思います。昔は書いて覚えたもんですよ。」(51歳・有名進学校教頭)
「教科書で勉強する子は気がつくし、しない子は読まないですよね。誰も損してないと思いません?」(16歳・コギャル)
などなど各地で大絶賛というウワサ。
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コメント
このコメント類痛快ですなぁ。
そう言われてみると私も間違いをチェックしながら
授業受けてみたいかもです。皮肉ではなくて。
投稿: あんどう | 2003/12/13 01:04
ついに登場してくれましたね。あんどうシャン。寝ようとするといろんな人のコメントが頭の中を駆け巡り、布団から飛び起きては、いろんな人格になって更新した結果がこれです。多重人格ココログ芸人と呼んでください!
教科書って結構作るのに時間がかかるから、その間にデータが古くなったりして、その更新分までミスだと誤報していた某M日新聞とか、「出版社には校閲部というのがあって」みたいないいかげんなコメントを垂れ流すテレビのコメンテータがいたり(大出版社とばっかり付き合ってるんじゃないか。普通ねーよそんな予算!)、マスメディアの場当たりな報道による悪影響は教科書の誤植の比ではないと思う今日この頃です。
学校の先生にも、自分が教えている専門教科ですら自信がないという方も結構います。教師のガイドといえる「指導書」に漢文のルビが振られてないと授業が出来ないという国語の先生とかさ(実際にいたんだなこれが)。そういう先生は教科書の間違いに気づけないし、生徒に指摘されることを極端に恐れてたりする...という事情も教科書問題の背景にはあったりするんだと思う(思う、なんてちょっと逃げ腰に書いてみた^^;)。
「学校」にはとにかく違和感ばかり感じて生きてきた。その半生はこちらです(笑)。
投稿: ポップンポール | 2003/12/13 01:37