google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ラーメン幻想は捨てよう!: ひとくちメモ

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2003/12/31

ラーメン幻想は捨てよう!

ひねもすのたりのたりかな: 一年の終わりに

日テレラーメン特番で今年一位だったお店は、開店当初から天才の名をほしいままにしてきた超有名店でした。日本テレビのあの番組も最初からここを一位にするのはあまりにベタだから今年ようやく選んだのかなと邪推してしまうくらいの有名店です。そんな私はこの店に2回行って2回ともスープ切れで未食。往復6時間がムダになってしまい、縁がないとあきらめてます。

ただ皆さんおっしゃるとおり、美味しく食べるには「過大な期待」はマイナスですね。ボクはいてもたってもいられず夜行に乗って某和歌山の名店に行ったことがありますが(その顛末はこちら)、着いた頃には妄想ばかり膨らんでいて「確かにうまいラーメンだけど、そこまでして来るほどか...」と思ってしまいました。気分転換に別のラーメン店でふらっと連食したら、これが美味しいこと!

つまり評価が減点法になってしまうんです。食べてもいないのに期待値100%の幻のラーメンを基準に食べ始めちゃうけど、そうそう驚愕の味には出会えません(逆の意味で驚愕する場合はよくある)。最初はあまり先入観を持たず美味しく食べられるのが一番シアワセなのです。そのために言えることは「まずいらーめんを知ること」これに尽きますね。

ボクの心の師匠であるラーメン王の石神秀幸は、美味しいラーメンのありがたさを忘れないために、とことんまずいラーメン屋にも年に一回は通うそうです。まずいラーメンを知ることで、美味しいラーメンのありがたさを忘れない。それは自分の好きな味覚を知ることにもつながりますよね。そしてラーメンを減点法で評価しないことが大切だと思うしだいです。

ただラーメン情報の氾濫を嘆いたりもしません。ラーメンはいまや情報とともに食べる食べ物です。情報の取捨選択と自分自身の中にある羅針盤とのガチンコ勝負。これが面白いわけです。うまい・まずいそんなことは二次的なこと(でもうまいとうれしい)。いろんなところへ出かけるきっかけ、あるいはスパイスとしてラーメンがあってもいいんじゃないかと思っています。

ついでに日テレ特番つながりで。3位の斑鳩は大好き!武道館に行ったときは出来る限り寄ってます。中でも油そばが絶品。元アパレルのおしゃれな店とかそういう評価の仕方がされるけど、良くも悪くも語るなら味を語って欲しいね。

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コメント

先入観なしに食べることって重要ですよね。何か「人がオイシイって言ってるからこれは美味いんだ!」と思って物を食べたくないです。

そういやこの番組に比較的近所のラーメン屋が出てきてビビりました。確かに美味いけど…ランクインするほどかなあ…と思います。好みの問題でもあるんでしょうけどね。

投稿: 京國操 | 2003/12/31 17:32

 その番組だか、テレビ東京のほうだか忘れましたが、チャーシューでトップを取った店は、地元の掲示板では店主の態度が悪いは、チャーシューは焦げ臭いは、麺は少ないは、できるのは遅いは、スープはぬるいは、とケチョンケチョンです。

投稿: satoshis | 2004/01/02 22:33

ランキングってのは味覚が発達してる人とか自分と似た味覚の人じゃなくて、その他大勢が動かす票で決まりますからね~。ダメな行列店はたくさんあるし。でも並んでる人には美味しいのかもしれませんし。

ま、そういう情報を知って行ってみるところからラーメン道は始まるので、これから黒帯を目指す方は参考に出来る部分もありますね。妄信せずに有効に使いませう!

投稿: ポップンポール | 2004/01/03 08:52

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