2009.07.10

桜庭ななみ「ゴーストタウンの花」再放送

昨日の「ふたつのスピカ」もよかったなぁ。辛口な先生(田辺誠一)が筋を通して宇宙学校を去ってしまった。世の中正論が通らないのよ。とくに官僚相手だとさぁ。全7話だからもう後半に突入だよ。早っ!「ふたつのスピカ2」とか企画して欲しいなぁ...。「ちゅらさん」みたく。

さて、そんなスピカで絶好調の桜庭ななみにボクが最初に注目したのが「ゴーストタウンの花」(テレビ朝日)だったことは前に書いたとおり。その「ゴーストタウンの花」が明日の深夜(日付は日曜に変わってから)再放送されることが決定したようだ。放映時間は7月12日(日)0:30からドスペ2で。

「ゴーストタウンの花」は秋にDVD化も決まっているけれど、DVDはディレクターズカットとなっているようで、放映版とは尺が違うらしい。見比べるのもドラマニアには楽しいかも。

「ふたつのスピカ」で桜庭ななみに注目した皆さんには、「ゴーストタウンの花」も超オススメです。

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2009.07.08

脳内曲名 さ行編

今日は時間が取れたので溜まっていた為替データの入力作業をこなした。やっと現在に追いついた。混迷する相場状況がダラダラ続くのでなにも出来ない。だからといってルーチンワークをサボっていいって話じゃないわけだがっ。そんなモンモンとしたときには脳内曲名を吐き出して楽になろう(笑)。今回はさ行編、さっさと作業するさ行編だ。

さ:さよなら
し:She's Rain
す:Sweet Memories
せ:セカンド・ラブ
そ:空いろのくれよん

こんなん出ましたけどぉ。くー、なんだか思い出モードです...。こんなはずじゃなかったんだけど。

さよならはもちろんオフコースのヒット曲。先週から元春のトーク番組が教育テレビではじまってぶっ飛んでんですけど、第一回ゲストは小田和正さん。「クリスマスの約束」の意趣返しか(<それ日本語間違ってる!)。ソングライターズっていうからサウンドクリエイトの話かと思っていたんです。そしたらゲストは小田さん、さだまさしさん、松本隆さんと作詞に重点が置かれてた。ポエトリーリーディングもあったりして。ちょっと意外だったけど、たしかに小田さんが昔「曲の悪さはカヴァできるけど詞の悪さはムリ」みたいなこと言ってましたっけねぇ。

なんて話を書いた次の「し」はShe's Rain。ボクのオリジナルです(笑)。思い浮かんだんだからしょうがない!詞はねぇ。正直苦手なんだよねぇ。なーんも思い浮かばず、七転八倒して作ってたからねぇ。当時10年が過ぎって歌ってるけど作ってから早12年経ってます(coldsweats02)。世の中なんだか急ぎすぎじゃないか?生うたはブログに、はHPにアップしてます。蔵出し蔵出し。

スウィートメモリーは松田聖子ですね。もー名曲だよね。カラオケで歌いまくってましたよ。キーが合うんで。日本語のときはスウィートメモリーズじゃないんだよね。どーでもいいけど。自分で歌いたい松田聖子の曲20選もそのうちやりたいなぁ。ヒマが出来たら。

「せ」のセカンド・ラブは中森明菜か。来生姉弟の名曲。「Say!YES」と競ったけど松田聖子が出たからアイドル路線が勝ち。オレのさじ加減だけど。当時の明菜はアップテンポ路線とスローバラード路線が交互にシングルになってたんだっけ?高校のときタツオんちでやった自主制作映画の打ち上げでなぜかサンドベージュを歌った記憶がかすかに残ってる。あんときはキー外れまくってたな。

「そ」は空いろのくれよん。はっぴいえんどの名曲。大瀧さんのヨーデルがなんともいえない。夜中に散歩しながら歌ってたら気分はいいけど大声には出来ない。

というわけで、ほんとになんとなくさっさと作業した感じのラインナップになってしまった。ま、それが脳内曲名だ。ではまたいつか、「脳内曲名 た行編」でお会いしましょう(笑)。

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ブログの醍醐味

最近、シンクロニシティがマイブームだ。3人の中村伸一トークライブの影響なんだけど、シンクロニシティってウィキペディアで引くとユングによって提唱された概念で、日本語訳は「共時性」というらしい。

ボクのこれまでの行動原理を振り返ると、結構こういう「偶然の一致」を面白がっていることが多い。たとえば雑誌を買ったりするときも、そのとき興味のある3つのテーマが全部載っていると買い。旅行に行くときも、興味の対象といかにシンクロするかを考える。

バイノーラルマイク・イヤホンを買ったときもそうだった。マランツのシネマリウムスピーカーを買ったことでバイノーラル録音に興味を持ち、バイノーラル録音を検索したらジョー奥田さんに出会い、ジョー奥田さんの活動を検索したら、地球探検隊オフィスでのトークライブを発見し、その地球探検隊の中村伸一隊長にも興味を持ち、それらの事柄の延長線に母島の旅があり、それを書いてたら初の海外旅行に一緒にいった中学時代の友人から超久しぶりのメールが来たり(ほんとマジで飲みに行くぞ!そのうち ^_^;)。

ブログはパソコンかケータイがあれば誰でも出来る。ビジネスにも必須という声も一般的になってきた。ボクの場合は、基本的なビジネスブログやテーマブログの教科書(テーマを絞って書きなさい的な)から逸脱したブログセオリーを持ってる。興味の対象が広すぎて収拾つかないってのもあるけど(笑)、なんでも書いておくと情報が外からやってくるのだ。

ブログは情報収拾のツールといえる。だから雑記帳でいい。ブログ全体にテーマが無くても、1つ1つの記事が検索エンジンに引っかかる。1テーマを毎日書き続けられる専門家じゃないから、1テーマだと更新頻度が落ちる。更新頻度が落ちると検索順位も下がる。そうすると情報の入ってくる頻度も落ちる。内容が薄くても続けることが大切なのだ。

また、まったく無関係と思えるような事柄もどっかでつながってることがある。中村伸一隊長・所長・院長がつながっていたように。ドラマ「ふたつのスピカ」がスーパーカブとがつながっていたように。他人には無関係な事柄でも、ひとくちメモの内容=ボクの興味の対象という糸でつながってるわけだ。それを検索エンジンはコンピュータの無差別ヒモ付けで何の疑いもなしにつなげて検索してくれる。コンピュータはなんて純粋無垢なんだ(笑)。

だから、「テーマなんて関係ない。なんでも書いとけ!」がボクのブログセオリーなのだ。日記ですらない。日記は日常の事柄に限定されるから。もっと想像の翼を広げたり、連想の連想をとことんやって、面白いと思えば書いておく。まさに雑記帳だ。世界とつながってる雑記帳がブログの真骨頂なのだ。ボクの場合はだけど。

関係者からのリンクやコメントも実はうれしい(笑)。益子直美さんからトラバとか超うれしかったし(本人かどうかはわからんけど)。「日本のホワイトカラー生産性は最低」では著者からコメントいただいた。最近では「ブラバンキッズ・ラプソディー」の編集の方や著者の方、そして八郎右エ門さんからのコメント。ほんとにうれしいです!7/11の演奏会はたぶんいけないけど...。「壁を壊す」の編集の方にもリンクしていただいているの知ってる(笑)。中村伸一隊長ブログからもトークライブ記事にリンクしていただきました。まとめ力をほめられちゃった!いつか旅力も地球探検隊で試したいものだ。国内から(^_^;)。

メディア業界関係者のなかにはブログの批評なり感想文なんて読まないって人もいる。それはそれでいいと思う。しかしそのスタイルはもったいないと思う。大衆の声がここまで届く時代なんてなかったはずだ。大先生の書評をありがたがる時代は終わったし、大先生のあさっての方向むいてる批判にビビる必要もないしこびる必要もない。大先生も身分を隠して大衆のフリしてブログ書いてみたほうがいい。そのほうがよっぽど世間を知ることが出来るんじゃないかな。なーんて。

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2009.07.07

19年前にかいた詞

シンクロニシティといえば、実はもうひとつひらめいたことがあった。隊長の娘さんのお名前は未空(みく)とおっしゃるそうだ。おどろいた。たまげた中村伸一(>それは所長のほうか!)

19年まえのボクが「M・I・K・U」って詞を書いていた。まさに未来の空をイメージして。あまりに個人的なシンクロなのでどうしようかと思ったけど、この際アップしとこう。超青い詞ですけどっ。(実は短編小説とセットになってたりする)


「M・I・K・U」

サイドブレーキに手をかけたとき

彼女はその手を握りしめた

そろそろ太陽も大きくなりはじめた

初夏のあつい空気に吐息をミックスして

坂の上で僕たちは唾を飲みこんだ

車はすべりはじめた

手の中の汗は冷たかった

彼女は目を閉じた

「風を感じて、未来のために」

「未来…」

「そう、あたしのために」

「よし」

僕たちは坂の下を見つめたまま

目を閉じていた

坂がもっとよく見える

坂は無限に続いていた

「どう」

「とぼう、とぼうよ」

「できるかな」

「できる。未来を信じて」

「うん」

僕たちはとんだ

「とべた」

「ね」

「未来の空だ」

「ううん、未来はただ風を感じたいだけ」

「未来の風だ」

「そう、もっと、もっと高くとぼうよ」

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2009.07.05

3人の中村伸一トークライブ!キーワードは「相互信頼」

唐突ですが同姓同名の人と会ったことありますか?オレはないなぁ。ネット検索時代だからもしやと思って検索してみた。ポップンポールを(>そっちかい!)。そしたら...いた。ネット芸人の「かげちよ」という二人組がネットで雑談風の芸を披露していて、そこにメール投稿コーナーがある。その投稿がかげちよのひとりをロックンロール、もうひとりをポップンポールと名付け、それにかげちよの二人は大爆笑。画像のタイトルにポップンポールとつけていたから検索エンジンに引っかかったわけだ。その画像がこちら。ポップンポールその2となっているが、その1にはポップンポールは出てこない。

なんでこんな話から入ったのかというと、土曜日に「3人の中村伸一シンクロニシティトークライブ」を観に行ったからだ。中村伸一という同姓同名の人が埼玉・福井・山口から集ってトークライブをやった。ひとりは旅行会社の“隊長”(普通の会社でいうとこの社長)、ひとりは福井県の診療所の医師(院長)、もうひとりは山口県で経営コンサルタントの研究所所長。みんな中村伸一さんだ。

名前が一緒というだけのノリで、四谷区民ホールを押さえてトークライブを挙行されたのだった。こんなイカした出し物はめったに見られないと出かけていった。隊長には会ったことがあるし、所長は同郷の山口県人だし、というオレにとってのシンクロニシティも感じたし。院長だけは今回はじめて講演を聞いたけど、こんなに爆笑しつつためになる講演者は会ったことがない。NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が目をつけた人だが、この講演を聞けば他のマスコミが飛びついてもおかしくない。ものすごい逸材。太鼓判押しまくっちゃいます。

三者三様の面白いトークライブだったので、3人の中村伸一さんについて聴講記を残しておきたい。ちなみに、質疑応答のコーナーで3人の名前の由来を聞いた山口県人はこのオレです(wink)。まじめな質問が多いなか、爆笑ネタが聞けてよかったです!みなさんブログをお持ちなんですが、コメント欄で書ききれない熱い(長い?)想いをここに記します!

●地球探検隊 中村伸一隊長

そもそもこのライブを知ったきっかけは地球探検隊の中村伸一隊長だった。以前ジョー奥田さんのトークを聞きに中村隊長のオフィスを訪ねたことがある。二次会の飲み会で話した中村隊長はアグレッシブなロマンチストであり、人を惹きつける魅力を持った人だった。メルマガ読者にして地球探検隊の旅に未参加のオッサン幽霊隊員のオレだが、強烈なシンパシーは持続してるのであった。

どうして同姓同名の3人がトークライブをやることになったのか。中村隊長のブログに経過が書かれてあるのでリンクしておこう。人の縁ってのは面白いものですね。

「地球探検隊」という旅ブランドを生み出した隊長。このコンセプトの元に旅のリピータが後を絶たない。地球探検隊のコーディネイトする旅は、アウトドアだったり「大人の修学旅行」だったり、ハイテンションな旅ばかりだ。だが、もとからハイテンションな野郎ばかりが参加するわけではないという。

人と会うのを苦に思ったことはないという隊長だが、ここまで来る道のりには想像を絶する苦難があった。中村隊長の20代前半の離婚や死別の波乱万丈な話を聞いてしまうと、オレなんてなーんの悩みもなくここまで生きてきた凡人に思えてくる。

オレには隊長の人生におけるそのふり幅の大きさが、地球探検隊の旅のスケールにそのまま投影されているようにも思える。

どん底からの脱却の旅、絶望から這い上がるための旅、そういう旅のカタチがあってもいいと思う。もちろんそんな内に秘めた思いは明かさずに参加して、自分を受け入れてくれるハイテンションな場所や人との出会いが心を開く。あとから「実はオレあの頃鬱だったんだぁ」と話せるようになる。また話す機会も提供する。送り出したらそれで終わりという旅は地球探検隊にはない。戻ってきてからが本当の旅なのだ。

隊長の言葉で印象に残ったのは、ポジティブに生きるための言葉「ありがとう」だった。苦境に陥っても「ありがとう」と言ってみる。それは困難を乗り越える経験を与えてもらったことへの感謝なのだ。そのプロセスが旅先で不安になってしまう顧客の気持ちを理解する予行演習になる、と隊長はポジティブに捉えて苦難を乗り越えてきた。

今後の夢は“限界オヤジ”だ(笑)。80歳になっても笑ってマウンテンバイクに乗ってるような限界オヤジ。隊員の娘や息子が成人して子連れで地球探検隊に参加する「家族の修学旅行」というコンセプトもはじまった。夢を実現させ、さらに広がっていくようだ。

●やまぐち総合研究所 中村伸一所長

山口県人であるというだけでないシンクロを感じたので、ライブから一晩明けた先ほど妹に電話して確認した。オレの妹はやまぐちのSOHOを応援する会で理事をやったりしていた。県庁の仕事もしているので、Web作成や起業関連の仕事で目立っている人がいれば知ってるはずだと思って聞いてみたのだ。

やはり中村伸一所長を知っていた(笑)。というより妹は所長と仕事したことがあった。所長を講演に呼んだり、妹が呼ばれたり。世間は狭いねぇ。やまぐちが狭いのか(coldsweats01)。

やまぐち総合研究所は、日本一人口が少ない県庁所在地山口県山口市にある。経営コンサルタントという仕事をするには非常に難しいとも思える地方なのだが、今回は山口県のセールスマンとしてPRに来られていた。どっかで聞いたフレーズなのはご愛嬌!

PRポイントは真っ先に角島だった。うーん、さすが。いま時代は角島だよね(笑)。オレも昨年行きましたよ。ドラマ、映画、CMと絶好の撮影ポイントです。自然を残しつつ共生していく方向性でやまぐちを観光立県にして欲しいもんだねぇ。

所長は経営コンサルのなかでもいわゆる税理士や中小企業診断士などディフェンス寄りではなく、販促やコンセプト作りのお手伝いをするといったフォワード寄りのコンサルタントで他と差別化されている。そして所長ご本人のコンセプトは「人脈開放宣言」だそうだ。

人脈づくりで異業種交流会等に参加したりする人はいるけど名刺コレクターになっても意味がない。人脈は抱え込むのではなく開放してこそ新しい人脈も生まれれば広がってもゆく。特に新しいプロジェクト(事業)を起こしたいときには、まずは自分の人脈を開放せよ!!と中村所長は説く。自らのビジネス活動を宣言し情報を発信することが重要なのだ。オレもIT業界の人と仕事をする機会があるが、やはり人と人をつなぐことが企業と企業をつなぐことにもつながっているのは実感する。

所長のポジティブ・シンキングワードは「そうきたか」だそうだ。これはオレもそう。苦難が降りかかってきたとき、「お、そうきたかっ!なるほどね」とゲーム感覚で楽しむ余裕を持ちたい。特に想定外の展開ってのはワクワクドキドキする。それがたとえ不利な状況でも。だからクレームで怒鳴っている電話とか美味しい。これから何が始まるんだろうって。オレはドMか!?

中村所長の話から脱線しちゃうけど、山口県には近代の偉人や政治家以外にも、もっと知られていい人やモノがたくさんあると思う。宮本常一さんなんてその筆頭だと思うし。最近ブームのエコ関連でも、山口には“鉄炭ダンゴ”の発明者がいる。杉本幹生さんという宇部市在住の方。「森は海の恋人」で有名な畠山重篤さんの著書に紹介されている。エコロジーが叫ばれている昨今、海と密接につながりのある山口県に自然再生の重要なツールが存在しているのだ。

●名田庄診療所 中村伸一院長

この日のトリは中村伸一医師だった。NHKの番組では現代の赤ひげ先生というスタンスで地域医療のスペシャリストとして紹介された。ドラマファン目線で言えば「Dr.コトー診療所」と「風のガーデン」を足して2で割らないような感覚だ。地域医療と在宅介護。3~4世代同居が当たり前の地域で地域に支えられながら奮闘しているのが中村伸一医師だ。子ども時代にはブラックジャックをチャンピオンでリアルタイムに読んでいたそうだ。

トークライブでの中村院長はヘタなお笑いタレントよりも面白かった。朝5:30まで飲んでいたと司会者に暴露されるくらいのハイテンション(笑)。講演会でここまで爆笑したのは本当にはじめてだ。そうやって聴衆をグッとつかんでから本当に伝えたい話をされる。これ録音しててCD化して売るんですよね>主催者さん?買うよー。もう一回聞きたいよ。

でも面白い話だけが頭に残っちゃうんじゃ意味がない。聞き終わった後本当に残るのは日常の現場で育った現場力、それに裏づけされた様々なエピソードだった。自治医大出身の中村医師は福井県に赴任する。一人で村の医療を全部支える不安、最新医学情報から取り残される不安、外科の技術的トレーニングができない不安、それらを抱えての赴任だった。

“つらさ”には勝負させてもらえないつらさと頼られていないことのつらさがあるという。中村医師のトラウマは少年野球最後の試合のバッターボックスだった。2アウトでランナーが3塁にいる。2ストライク1ボール。打つ気まんまんだった次のボールは高めのボールで見逃した。そしたら3塁ランナーがホームスチールでタッチアウト。負けた悔しさよりベンチからスチールのサインを出されたことがつらかった。勝負もできず頼られもせず。

そんなトラウマをもつ中村医師が、日々是勝負、自分の双肩に村の医療すべてがかかっている地域医療の忙しさを受け入れて働いているのだ。

地域医療だからといって扱いやすい人ばかりじゃない。在宅医療をしていたとき頑固な爺さんがいた。とにかく手がかかった。だがその爺さんの臨終が近づいたとき、爺さんは妻にこういったそうだ。「家で死ねていい人生やった。おまえも中村先生に見取ってもらって家で死ねよ。」これ書きながらも涙が出てくるほどいい話だ。

また79歳で癌が発見されたが治療を拒否したおばあさんもいた。痛み止めだけで在宅介護、お嫁さんと「死んだふりごっこ」をしていたという。何の延命治療もせず4年間、家族とともに過ごして永眠された。そこには高度医療を受けないことは不幸か?という問いかけがあった。命のリアリティを伝えていくというのも大切なことなのだ。

今後の中村医師は「全日本名田庄化計画」をぶち上げている。地域医療・在宅医療の輪を日本中に広げたいという夢だ。その夢のためならテレビにも講演会にも出て行くそうだから、各地の自治体や学校関係者の皆さん、いまがチャンスですよ!この先生の講演会なら成功間違いなし。若い人に地域医療の話を聞いてもらいたいですね。

●共通項は「相互信頼」と見た!

まったく異なる地域、まったく異なる分野で活動されている同姓同名の3人の中村伸一さん。名前が同じという以外の共通項を見つけようと思っていた。ライブが終わってオレに芽生えたキーワードは「相互信頼」だった。

旅行会社も経営コンサルタントも地域医療の医師も人を相手にする職業だ。だが、この3名には人を“相手にする”という以上の関わり方、人と関わり続けていくという姿勢が見て取れる。

地球探検隊はツアーに連れて行って終わりじゃなく、旅から帰ってきた隊員どうしのコミュニケーションがキモ。やまぐち総合研究所はイベントぶち上げてそれで終わりじゃなく、地域社会の振興をいっしょに盛り上げるのがキモ。地域医療は、診察したら終わりじゃなく、予防・医療・福祉をすべてひとつのつながりと見立てて患者の人生をともに歩むのがキモ。

これらはすべて「相互信頼」がなければ成り立たない。その信頼は常に「頼られる」だけではなく人を信頼することから生まれるようだ。情報は発信しなければ入ってこない。おそらく信頼もこちらがまず信頼してあげなければ信頼されることもないのだろうと思う。

サラリーマン社会では口先だけで「信頼してるからな」とか言う上司がいるが、そういう上っ面の信頼の押し売りはすぐメッキがはがれる。そういうことを言うヤツほど信用できない(bearing)。現場力がともなってこそ、言わなくてもわかる本当の相互信頼が生まれるものだ。

こういう思いに至ったところで、逆に同姓同名トークライブというコンセプトを忘れそうになっていた自分を発見(笑)。最後に聞いておかねばと名前に関するエピソードを質問したのだった。頭のなかでつながったキーワードと名前のつながりが両方そろって、オレにとってのシンクロニシティトークライブは完結するように思ったからね。コンセプトを忘れないのがプロジェクトの基本なのさー。もうひとり和歌山県にいるという中村伸一さんにも話して欲しかったなぁ。

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2009.07.04

ふたつのスピカに角目カブ

今日の検索フレーズランキングは、1,2,3,5,7,10位がぜんぶスーパーカブ110だった!全角カナ、半角カナ、全角数字、半角数字、スーパー抜きのカブ110やカブ110と、すべて同じ「スーパーカブ110」を表しているのだが、2バイト文字圏って多様なんだねぇ。

どれも「スーパーカブ110発売!」って記事へのアクセス。個人的には「Love Cub 50展からお気に入り5選」のイラスト(塗り絵?)が気に入ってる。結構描くの大変だったので。ちなみに背景の風景は横浜。JICA横浜に行った帰りに撮っていたスナップ写真がカブの背景にバッチリはまった!まさにヨコハマジック(笑)。今年開港150周年だけのことはある(<こじつけはこのあたりで限界)。

さて、そんな検索ワードランキングのなかの9位に「スピカ カブ」という検索ワードがあった。これは聞き捨てならんと逆にこのワードで検索してみたら、ドラマ「ふたつのスピカ」でアスミの幼なじみ府中野くんが通学に使ってるバイクが、いわゆる“角目カブ”だということを知ったのだ。2chで...。

2chも役に立つことがあるのだ(coldsweats01)。グッジョブ!ただし「ドラマはアスミのふとももとカブしか見るべきところがない」などと、全体的なトーンはやっぱり2chモードなので(笑)、健全なNHKドラマファンの少年少女が来るところじゃない。だが「アンタのようなまともなヤツが来るところじゃねえよ」とコワモテのお兄さんに言われても、恐る恐る近づいてこそはじまる物語もある。優等生人生もつまらんぞ。生きる道は自分で考えよう。

くそ、脱線してばかりだ(<わかってるクセに)。

それにしても、ぜんぜん意識してなかったなぁ。府中野くんがバイクやメカ好きって設定なのはわかってたけど、マニア向け(?)の角目カブだったとは。まだまだオレも修行が足りん。カブの本買って勉強します(ってベクトルがNHKドラマファンっぽい?)。角目カブって前のライトが四角のカブのことらしい。

さて、ドラマ「ふたつのスピカ」第3話も良かったなぁ。ハルクツーとアスミたちが校内ネコ探し対決。前回も書いたけどハルクツーは8本足で車8台買えるくらいの高額ロボット(実話)なのに動作が鈍かった。ほんとはもっと機動力ありそうだけど。

ネコを探すって設定もハルクツーならではかも。ハルクツーには3つの基本動作があって、車輪走行、前後左右への歩行、そしてアニマルモードだ。アニマルモードはいかにもネコっぽい足の動きで歩く。ドラマでは車輪走行と横移動の歩行だけしか見れなかったと思うけど。

この対決中に非常事態に陥り、ハルクツーを助けようとして怪我したアスミ。救助された後、「人間が死んだら悲しむ人がいるからロボットを使う」と話す先輩桐生に対して、「桐生さんが悲しむと思って」とハルクツーを助けようとした理由を語るアスミ。うーん深い...。アシモフもビックリのいいシーンだったね。ハルクツーが壊れたらそりゃ悲しむよ。何千万円もかかるロボットだからね(<違うか...)

さて、第2話を録画しわすれたオレに朗報(笑)第1話から第3話までアンコール放送が決定したそうだsign03 パチパチパチパチ!グッジョブ!グッジョブ!そーこなくっちゃ、オレたちのNHKだもの。

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2009.07.03

ジブリのドキュメンタリー発売延期

マイケル・ジャクソンが亡くなって、マイケルが保持していたというビートルズの原版権の行方が気になっていた昨今、まったく別の原版権の話題がもちあがった。

ひとくちメモ「ジブリの風景を録りたい」という記事の最後のほうに紹介した本日(7/3)発売予定のドキュメンタリー作品が、5ヶ月程度の大幅な発売延期となってしまいました。音楽の原版権(大まかに言えば著作権のひとつ)の許諾申請漏れがあったそうです。ジブリの説明はこちらです。

確かにドキュメンタリー作品の場合、現場で流れている音楽の許諾を得るのは大変な作業でしょうねぇ。

BGMとして後から入れた音楽ならば、どこにどんな音楽を使ったかがわかっているので事前許諾の必要性もわかって使う(許諾が得られない場合は発売時に差し替える)ことが出来ます。ドラマなんかではたまにありますね。

しかしドキュメンタリーでは、意図的に入れたわけじゃない音楽が多数ありえます。今回も「作業中の宮崎監督が聴いていた音楽」が入っていた場合には、その音楽の許諾を得なければなりません。外国曲の場合は著作権管理団体も複数あり結構大変だと思います。また差し替えが出来ないから、映像の編集からやり直す必要も出てきます。

個人的には社会全体があまりにも著作権に過敏症となり過ぎてるとは思います。著作権は利権そのものだから。すでに原著作者の意図とはまったく異なる次元で著作権は売買されています。極端な話、ドキュメンタリー作品の内容とまったく無関係に通りすがりの暴走族がゴッドファーザーのテーマを流していて、かすかに音を拾ってしまったら、そのゴッドファーザーのテーマを使ったことになっちゃいます。カネ払えと言われかねない。

これにすべて対応していたら金銭的に苦しいドキュメンタリー系制作会社は作品をあきらめざるを得ません。ジブリの場合はちゃんと対応しようという話なので、その判断をどうこういうつもりはないですが、著作権トラブルがなにか現場無視の神学論争的な話に思える現代社会でございます。

延期は残念...。でも出たら買いますので鈴木プロデューサーよろしく!お蔵入りだけは避けてちょー!!

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2009.07.02

十数年ぶりのボーリングの結果

先日、実に十数年ぶりのボーリングをやった。メンバーにはマイボール&マイシューズ&マイグローブのツワモノもいれば、オレ以上の37年ぶりという方も...。

ボーリング場も進化してんだな。手書きじゃないのは知っていたが(笑)、1投目2投目の残ピン位置までスコア表に載ってくるんだね。なんだか予備校のテスト結果みたいだ。予備校行ったことないけど(^_^;)。ハウスボールに左利き用があるのもビックリした。確かに投げやすかった。

実はオレもマイボールを持っている。たしか高校時代にボーリング上級者の人にフォームを見てもらって、「君はマイボールを作ったほうがいい」と言われ作ってもらった。左利きだし重い(15ポンド)けど指は小さめのボールだから、ボク以外の人には投げられない。ただ、いまでも持っているが使ってない。

悪い癖は足が横に流れるところだといわれた。腕で投げるのではなく姿勢で投げるのがコツで、腕は握手するように差し出すだけでいい。ボールは最初の動作で後に引き上げるときだけ力を使い、あとはボールの重さだけ、慣性で差し出すだけでいい。たしかにその通りだった。

さらにピンを見るな、目印のスパッツだけを見てそこに握手するように腕を差し出せばそれでいいとも言われた。そうやれば自然にスポットへ入っていくのだ。そのスパッツの選び方やレーンのワックスの塗り方(剥げ方)、腕の微妙なブレ等によってストライクゾーン(ポケット)からズレてしまいストライクにならない場合がある。

ポケットでない、逆側のポケットのことをブルックリンという。左利きのポケットは1番ピンと2番ピンの間。右利きだと1番と3番の間。そこにカーブボールが入るとストライクの確率が高い。左利きのオレが右利き用のポケットに投げちゃったらブルックリンに入ったことになり、ストライクであっても狙い通りの投球ではないと反省するのだ。

などなど、当時の様々な教えが走馬灯のように頭の中を巡った。肝心な何歩で投球するのかすら忘れていたのだが、レーンに立つと身体は覚えていた。昔取った杵柄だね。こりゃ10年以上ブランクがあっても、そこそこ行くんじゃないかとやった1ゲーム目がこれだ!

Bowling20090630

なんじゃこりゃ。一部の人にしかウンチク語らなくて大正解(wobbly)。しょっぱなガータ2連発なんてありえへん!そしてこの日はまったくスペアが取れなかった。10フレーム目にスペアがあるが、あれは1投目後の機械が残ピンを倒してしまったので、ガータでもスペアになる状態だったのだ。

そしてラストもガータ...。スペアの後にガータ。最悪や!ガータに始まりガータに終わるウンチク野郎ほどかっこわるいものはないのだ(笑)。

スペアが取れないボーリングは点数があがらない。成績をあげるにはスペアを拾っていく必要があるのに...。2ゲーム目はヒザを傷めちゃってさらにボロボロ。爪も割れちゃって。ハンディ20ピンを貰ってる女の子のハンディなしの得点より低かった(笑)。

だが、久々にボーリング場の雰囲気を味わえたのは良かったな。2ゲーム持たない体力はつらいが。

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2009.06.29

総選挙の予想はよそう

といいつつ、やっちゃおう。予想なんて当たらないと相場は決まってるんだから気楽だ。

総選挙はいつがいいとかいつしかないはずだとか、そういう真っ当な視点じゃダメだと思う。そもそも麻生は昨年総理総裁になったときに解散するはずだった。そこがベストタイミングだったのに、総理の椅子にしがみついてしまった。

そこからの麻生はただの一度も正しい決断をしていない。これは小学校の期末テストで零点を取れてしまう稀有な存在に似ている。あてずっぽうで答えても2点くらいは取れるのが小学校のテストだ。それで零点を取ってしまうのは、ある意味才能である。

つまり、麻生とは常に間違える存在なのだ。考えて行動しても、考えないで行動しても、常に間違える稀有な才能をお持ちなのだ。相場の世界ではこういう人をネガティブ・インジケータと呼んで珍重する。常に彼の逆をやれば儲けられるからだ。

そう考えると、もし麻生に解散する決断が出来たなら、総選挙の投票日にはこれ以上ない最悪の日程を選ぶはずだ。なぜならそれが麻生という人の属性だから。

となると、8月9日(日)というのは有力だと思う。原爆の落とされた日に総選挙。これは非常に麻生らしい選択じゃないだろうか。もともと戦時中に強制連行してきた人々を酷使して財を成した麻生一族。これほど象徴的な日はないと思う。

もっとも、すでに死に体の総理に解散権を振りかざす力があるのかといえば、かなり疑問だが...。当たるも八卦当たらぬも八卦。はっけよーいのこったのこったなんのこった!

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2009.06.28

Love Cub 50展からお気に入り5選

Lovecub50_popnpollギロッポンでやっている「Love Cub 50展」を観に行ってきた。スーパーカブ110が発売されたばかりなので、それも見たかったし。バイクのカスタマイズには全然興味がなかったのだけど、ほとんどカブの車体をキャンバスにして描かれたような作品群を見て、塗装やシール貼るのは楽しいかもと思えた。

スーパーカブ110は入り口すぐのところに、初代カブと並んで展示されていた。やっぱいいわぁ...。そのたたずまいがいい。このサイズ、このフォルム、機能美の極地だね。ものすごく背中を押された感じです。展示車と同じグリーンを購入予定としたい。ヘルメットはMOMOじゃなくてクロムウェルのハリケーンのジャガーグリーンが合いそう。MOMOっぽく車体を塗るって手があることもこのプロジェクトで強く感じたけども(笑)。

このプロジェクトでは、アーティストやタレントがデザインした様々なカブの現物が60点ほど展示されてた。手で触れるのが不可ってのはわかるけど、写真も不可だったcamera ng。写真くらい撮らせて欲しかったなぁ。収益金をユニセフに寄付するチャリティイベントなんだし。そのほうがゼッタイ盛り上がるのにな。

熱心にメモを取っている女性もいたよ。取材かもしんないけど(笑)。まぁ権利関係とか大人の事情もわかるけどさぁ。写真不可のウラには作品に満足いかなかった参加者でもいたんだろうか?会場の規模の割りに警備のバイト(?)が多くてなんかやな感じ(^_^;)。警備員のほうが入場者数より多い日があるかもしんない...。

というわけで、ここでいくらこのデザインがすばらしかったと書いてもなかなか伝わらないとは思いますが、とりあえず日記っぽく気に入った5点を書いておこう。

・サンボマスター車
・所ジョージ車
・本田技術研究所車
Garage Film Inc.車
・種子島県立種子島高等学校車

こんなところかな。上の3つは色合いが暖色系で完全に個人的な好みです。量産して欲しい気もする反面、これしかないからいいのかもという気分もしますねぇ。

サンボマスターはレスポール・チェリーサンバーストモデルと銘打ってギブソン・レスポール・ギターをモチーフにしてた。ギターのつまみも4つついてて、かなりカッコイイ。そして3人の叫ぶイラスト入り。さすがだ。

所ジョージは肩書きが“特殊タレント”(笑)。荷台を取っ払ったりレトロなサイクルフェンダーへのこだわりがあったり、思わずほころんでしまった。

本田技術研究所はデザイン開発室による出展。面目躍如だね。ほんとこのまま量産して欲しいよ。エンブレムもかっこいいし。限定数台でオリジナルナンバー入りとかでもいいな。

Garage Film Inc.はブログに画像がアップされてた。エアメール・カブってとこでしょうか。かわいい。こういうステッチ柄ってかなり好きなのよ。だから他にも以前からホンダとのコラボをされてるデザイナーSHINICHIRO ARAKAWAさんのカブも良かったなぁ。写真ないけど...。

最後の種子島高校って、学校から4km以上離れたウチの生徒はビジネスバイク通学が認められてて、カブは自転車通学感覚で乗ってる学校。学校サイトのトピックス2009.5.12のところで写真が観れました。奇をてらわない花柄のデザインが実用の足としての愛着を感じるよね。

ほかにも結構好きなデザインもありました。ネイリストの仲宗根幸子さんの和風ファンタジーカブとか、平山あや×廣岡秀司のチェック&星カブとか。近藤スパ太郎さんが取材されてたブログがあったので、そこで写真がいくつか紹介されてます。年末には全車チャリティ販売されるというウワサです。

カスタムってのは、カスタムされる元バイクがしっかり認知されてないと面白くないわけで、なるほどバイクカスタムってのはこういうことなのかと思ったり。メカニックな部分はまた別なんでしょうけども。アートな気分で眺めたカブの世界でした。よーし買うぞぉ110(笑)。

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ヤマタツ夏のタイトル三部作

takさんのブログを見にいったら山下達郎の「夏への扉」が紹介されていた。YouTubeも貼り付けてあったので聴きはじめたら、ボクも書きたくなってきたので「夏の陽」をアップしてみた。

「夏への扉」「夏の陽」「さよなら夏の日」と、春から秋へとうつろいゆく夏をタイトルにしたヤマタツ夏の三部作(とは誰も言っていないが)。ボクは「夏の陽」が一番好きだ。

「夏への扉」はメロウ(mellow)で上質なポップナンバー。休日の午後、クーラーをつけなくても窓を開けていればいい風が入ってきて、ロックチェアに腰掛けてホットレモンティーを飲みながらハードカヴァの小説を読むのにちょうどいい季節に聞くとはまる(笑)。

それに比べると「夏の陽」は暑い。そして熱い。でもあえてクーラーのスイッチを切って外へ飛び出したくなる名曲だ。アスファルトの熱気を浴びながら、陸上競技場まで歩いて練習に通った夏の匂いを思い出す。インドア派なのに、あの砲丸投げの練習には中学のセンセーだけでなく、ヤマタツまでがオレを駆り立てていたのであったsign03 そりゃ優勝もするっちゅーねん(笑)。

インドア派のまま聴いても名曲だ。短くて抽象的な歌詞を圧倒的なボーカルがねっとりと暑い夏に歌い上げていく。バッキングコーラスのミニマルなリピートもこの暑さに一役かってる。この暑さは1970年代青春ドラマの暑さ、そして熱さに似てる。

青春ドラマの熱さに通じるのは、おそらくベースラインとオルガンの音に起因しているのだが、みんな海外ミュージシャンなので、おそらく中村雅俊のドラマは見ていないだろうなぁ。1976年発売の山下達郎ソロ1stアルバム「CIRCUS TOWN (サーカス・タウン) 」の最後を飾る曲だけに、ヤマタツは見ていたかもしれない(笑)。

ついでに「さよなら夏の日」は、デビー・ギブソンの「エニシング・イズ・ポッシブル」って二枚組CDにウィズアウト・ユーという曲名で入っていたのを購入した記憶がある(ウチのCDの棚を探したけど見つけられず...)。ヤマタツのセルフカヴァのほうがいいけどね。

●映画「サマーウォーズ」も楽しみ!

山下達郎さんはこの夏、アニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌を書き下ろしてる。タイトルは「僕らの夏の夢」で、タイトルに「夏」がつく楽曲だ。

この映画も楽しみ!細田守監督の前作「時をかける少女」(DVD,ブルーレイ)は、原田知世主演の実写版ともまったく別の映画に仕上がっていて大変な話題作だった。新作「サマーウォーズ」も長野県の片田舎を舞台にしたヴァーチャルウォーズという型破りなもの。日本の田舎の風景ってアニメに映えるんだよね。

また、キャラクター・デザインの貞本義行さんはボクの高校の先輩で、藤永先生の教え子でもあるのです。

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2009.06.27

不覚!ふたつのスピカ第2話見逃した

くそー、不覚にも激マズらーめんを食った日に放映されたドラマ「ふたつのスピカ」第2話を見逃してしまった。

激マズらーめんにむしゃくしゃしていた気持ちを静めようと自宅でブルーレイの電源を入れ、ホームシアターのスクリーンに投影してから録画失敗が発覚。あのらーめんのせいだ!そーにちがいない!オレの運気を変えやがって。

ま、激マズらーめん屋に入ってしまったドジなオレという時点まで遡れば、毎週録画に設定してなかったオレが激マズらーめんを食ってしまったという順序なのかもしれないがっ。ツキというのはこういうことから逃げていくのだな。

でも最近はNHKオンデマンドという手があって助かった。NHKで放映されたなかからいくつかの見逃し番組を放映の10日後まではネットで視聴できるのだ(有料)。

幸い「ふたつのスピカ」はそのラインナップに入っていたので昨日315円払って見た。今回は「着衣泳」でリレーをするという訓練。今回もまさに青春ドラマの定番みたいなストーリーでよかったぞ。

Hallucii見逃してしまったことで、オレのDVD化熱望リストに入ることとなった「ふたつのスピカ」。よろしくNHK&NHKエンタープライズ!

ところで、来週の予告編を見ていたら懐かしのハルク・ツーがご出演されているではないか!2年前に未来館で見たゴキブリ型ロボット(>失敬だな)のハルク・ツー。8本足のそれぞれが自動車1台買えるくらいするロボットだ。

ドラマではワインレッドなボディのハルク・ツーだった。このロボットはマネー崩壊前に作られて本当にラッキーだったと思う。マネー崩壊後だったら予算の都合で誕生できてたかどうか...。

世の中チャンスとタイミング、そして熱意が大切だということをハルク・ツーは教えてくれる。furoのイケメンロボット科学者古田貴之さんがその熱意と金策と身を削って作ったロボットなのだ。第3話はそこにも注目してみよう。

というわけで、激マズらーめんによって下降気味だったオレの運気は、NHKオンデマンドによって底打ちした(笑)。今日はギロッポンまで生誕50周年を迎えたブーカーパースーの祭典へレッツラゴー!せめて気分だけでも上昇機運に変えたいものだ。

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2009.06.25

不覚!激マズらーめんを食ってしまった日

今日は神保町のれんず屋へ行った。先日楽天のえぴそーどメガネさんで買ったアミパリのメタルフレームパソコン用レンズを入れてもらうためだ。前にも書いたけど神保町のれんず屋さんはとっても雰囲気のいいお店。在庫があれば30分程度でレンズ交換してくれる。今回も在庫があったので30分で完成するといわれ、待ってる間に昼飯を食いに行った。前回と異なるのはこの食事だ!!

自慢じゃないが、オレはラーメン道に開眼して和歌山県に夜行列車で行った1999年から10年間、無自覚にマズいラーメンを一度も食ったことがない。

言うほど美味しくないラーメンとか、超人気店だけどフツーの店とか、マズいと分かっていてあえて行くラーメン(これはラーメン王石神の教え=定期的にマズいらーめんを確認し美味い店のありがたさを知るため)とか、そういう平凡な店はたくさんあった。

しかしいまどきこんなにマズいラーメン屋というものが存在していたことに驚き、ある意味感心したのだ。神保町という大都会のど真ん中で、こんなマズいラーメンを出し続けてやっていけていることに。

正直なところこのラーメンより美味しいカップラーメンを5つ挙げよといわれたら、3秒でいえそうだ。どれもが勝ってるから。麺のパサパサ感といい、スープの水っぽさといい、カップラーメンでは出せないマズさだ。

どうせなら、ゴキブリのひとつも入っていて欲しかった。そこまで徹底的にマンガであってくれたら真昼の悪夢だとあきらめもつこう。だがこう正当にマズいだけのラーメンを出されると人生の時間を浪費してしまった気分になる。

せっかくれんず屋で気分良くなっていたのに...。あのラーメンの半額程度のランチセットやってる店がたくさんあったのに...。一生の不覚だ。どうしても気分が悪いので、夕飯は大好きな定食屋へ行って中華丼食って忘れることにしたのであった。

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東国原を宮崎県知事と自民総裁兼任させてみては(笑)

究極の地元利権誘導政治を目指す千載一遇のチャンスだと公言してるsign02 自民党は心を入れ替えて宮崎県のために尽くす政党となれという主張だ。エコブームだけに、宮崎県をエコ贔屓する政党に脱皮しろってのは確かに新しい考え方だな(笑)。

まさに自民党は利権誘導政治を続けてきたわけで、東国原氏は自民総裁にふさわしいかもしれない。宮崎県に高速道路が通るぞ。地図を見ると日向灘のところだけスッポリ高速道路が抜けてる。それがオレにはすばらしい個性に思える。きっと地元民じゃないからだな。

いっそ宮崎県に首都移転してみてはどうだろう。天孫降臨の高千穂あたりにさ。霞ヶ関官僚もあげちゃう!そんで自民党総裁と宮崎県知事を兼務しちゃえ。麻生に出来てる総裁職なんてそのまんま東なら片手間で出来るよ。内閣ですら与謝野馨財務相兼金融担当相兼経済財政担当相みたいに兼務の嵐でもなんとか運営されてるんだから(でも最近与謝野さんはやつれたなぁ)。

いっそ、自民党もろとも宮崎県を日本から独立させちゃえばいい。宮崎国誕生。Mの国宮崎県からドM国家宮崎へ。エコブームにドMにほんと時流に乗ってるなぁ。東国原国王が君臨して、日本をアメリカから取り戻して宮崎国の属国にしちゃおう。もちろん自民党は第一党だ。宮崎国の。そんですべての道は宮崎へ通じるをマニュフェストに掲げて道路・航路・空路を作りまくろうsign03

夢は膨らむなぁ。東国原宮崎国王兼自民党総裁誕生となったら日本は変わるぞ(笑)。口先レベル、意識レベルじゃなくて実際に国境線を引いちゃうってのは、DOWAホールディングスの「壁を壊す」という改革手法にも似て確実に効果はあるはずだ。

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2009.06.24

スーパーカブ110発売!

Supercub110バイクにもエコカー減税して欲しいなと思いつつ、ホンダのサイトを見ていたら、スーパーカブ110という新車が発売されていた!エコカー減税とは無関係だけど、思わず惹き込まれた。

ちょうど一年前、母島で50ccのレンタルバイクに乗って俄然スクーター熱が高まっていたが、何事にもスロースターターなワタクシ(笑)。いまだ決めかねている。熱は冷めていないのだ。

スーパーカブ90が生産中止になってから、中免(いまで言う普通自動二輪免許)で乗れる125ccクラスのカブが日本からは消えていた。それでタイカブに惹かれて行ったわけだが、スーパーカブ110が出たとなると事情が変わる。

スペックとか全然疎いのだけど、ホンダのリード110も125ccクラスのなかでは結構乗りやすいと評判が高い。ホンダ=110ccというのはイメージがいい。FI搭載というのもビジネスバイクとしてはうれしいところ。

ヘルメットはもちろんMOMOだ。MOMOを被ってカブに乗る。このシチュエーションを思い描いたとき、何か笑える(笑)。

もっともMOMOを観に行ったときは、イタスクのスカラベオに乗る気マンマンだったわけだが...。どちらもラージホイールという共通点がある(笑)。

ほとんど趣味で乗るので、行き先が渓流だったり里山だったりする。タフで錆びにくいカブは実用性という点で申し分ない。セルフ式スターターも普通のスクーターには結構なかったりするからありがたいし。

ちょっと本気で考えてみたい。といいつつ来年もこんなこと書いてたりして...。

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2009.06.23

朝食の追加料金80万円のツアーがあった

朝食80万円国内旅行をWebサーフィンしてて、めっちゃ面白かったので思わずキャプチャーしてしまった。

素泊まりの格安ツアーなのだが、朝食を追加すると80万円アップ(笑)。夕食は2100円アップだけなのに...。

そこには「朝食だけはゼッタイ食わせないぞ!」という強固な意志があるのだ!

右画像をクリックするとその全貌が明らかに。

どの会社のどこ行きのツアーかはあえて書きません。

羽田空港からこの料金でいけるとこ、探してみてください(airplane )。

ヒントは、がきデカ(古っ!)。

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2009.06.21

桜庭ななみの「ふたつのスピカ」に期待大!

NHKのドラマ8で先週第一話が放送された「ふたつのスピカ」。宇宙学校に入学して宇宙飛行士を目指す高校生たちの物語だ。全7話なので早めに書いとこうと思った。第一話を見た感じではかなり期待できるドラマだ。

オレも小さい頃は宇宙飛行士になるか英国王室に婿として入るか悩んでいた。出した答えは宇宙飛行士になって英国王室に注目されて婿になるというものだったが、いまのところ実現していないnight

●宇宙飛行士を目指すといえば

宇宙飛行士を目指す女の子といってピーンと来るのは、「頑固じいさん孫三人」のクリス・ウィザースプーン役のシャナン・ドハーティだ。オレだけか!?このドラマもNHKで放映していたが、オレを外国ドラマファンにした決定的なドラマだった。

シャナン・ドハーティはその後、名子役から米ドラマ界のトップ女優へと駆け上がっていく。世界的ヒット作品「ビバリーヒルズ高校白書」にオレが早くから目をつけていたのもシャナンがいたからだ。その頃はまだ、まさかトップ女優からスキャンダル女優へと転がり落ちていくとは思っていなかったが...。

「ふたつのスピカ」に注目したのも、宇宙飛行士を目指すのが桜庭ななみだからかもしれない。桜庭ななみはテレビ朝日の新人シナリオ大賞受賞作品「ゴーストタウンの花」での主演がすばらしかった!

●ゴーストタウンの花から宇宙へ

ゴーストタウンの花」(DVD化決定!)はコントラストと彩度のめっちゃ高い映像が、不思議と寂れたゴーストタウンにマッチしていた。この映像マジックによって地味になりがちな“ゴーストタウン”に内包された諸々の負のテーマが撹乱され、“ドラマ”の世界に引き込まれる。

「ゴーストタウンの花」での桜庭ななみは複雑な家庭環境の娘役だ。“委員長ファッション”でオタク青年たちのフォトジェニックになりつつ、彼らから恋愛シミュレーションの手ほどきをうけてデートに臨んだりする。ここだけ抜き出すと安いドタバタコメディのように思えるかもしれないが、全体のトーンはしっかりしたドラマだった。

しかし桜庭ななみはメガネっ子でなくてはならないという呪縛にオレは悩まされた。「ふたつのスピカ」でこの呪縛から解き放たれそうな期待がある(<そこかよ!)。

●ふたつのスピカで躍進の兆し

宇宙学校では頭脳と体力、協調性、ひらめき、忍耐力など高度な能力が要求される。そういえば本当の宇宙飛行士の選抜でホワイトジグゾーパズルが使われてたって話も聞く。真っ白いジグゾーパズルなんて真夏の悪夢だ。

第一話ではホワイトジグゾーではなかったが、協調性と緻密さと体力とひらめきと宇宙の知識などなど総合判断をするテストが行われた。こんなテストよく考えるよな。宇宙学校の教官はドSじゃないと務まらないかもしれない(笑)。

親のコネで入学できたのだとチームメンバーに罵られながら最後の最後まであきらめず、最後の最後にありえない知識でチームを勝利に結びつける鴨川アスミ(桜庭ななみ)。周りの秀才君たちもビックリ。こういうシーンはかっこいいよね。

桜庭ななみの走る姿が美しい。美しい姿勢を練習したそうだ。成果出てるねぇー。あと口元がデビューしたころの竹内結子を髣髴とさせる。つまり桜庭ななみは、良かったころのシャナン・ドハーティとデビューしたころの竹内結子という、オレのツボにはまりまくりなルートから出てきた新人女優なのであった。

世間的にはアイドルという枠なのかも知れないが、その枠を超えて女優として観ていきたい逸材。上野樹里のときもそんなこと言ってたけどさ。目のつけどころは間違ってないと思うんだ。

でもスキャンダルには染まらないで欲しいね。作品で表現してこそ女優です。作品とスタッフと自分の3つの要素がうまーく調和することが重要だと思う。この関係性を正のスパイラルで上昇させていけるか、負のスパイラルで転落させてしまうか、自分の意識もあるけど関係者の意識にも責任がある。頼んだよ(<オレ、何様?)

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2009.06.20

部屋とポストモダンと私

近代(モダン)の後に出てきた現代思想、だからポスト・モダン。なんだか下火になってきてるといわれながら、なにげにポストモダンって言葉を書店で見かける。そのたびにとりあえず手にとってしまう自分がいたりするわけだ。そして読了してしまったりする。

副題は「ポストモダンとは何だったのか」と過去形だから、もう現代思想はちょっと古い。テレビドラマに例えるならトレンディードラマ、かな。みんな“記号”と差異を求めて先を争うように享楽の世界へ。

当時「現代思想」と大きく出たわりにはブームは一過性だった。バブルな思想だったのか?でもその一過性の真っ只中に青春時代を過ごしてしまったボクには、多かれ少なかれポストモダンな雰囲気(カッコつきで“気分”といってみたりする)は染み付いてる。現代が終わったいまは何なのか?そっちのほうが気になる。歴史の終焉か(笑)。

集中講義!というだけあって非常にコンパクトに時系列で現代思想をまとめてくれてる。でも読み進むなかで、退屈な部分と俄然面白い部分とがハッキリわかれた。たぶんボク自身が大きな物語の小さなお家(ニッチなとこ)が好きなんだな。飛び出せマイハートっつーか。

●“気分としてのポストモダニスト”気分で散歩する

ボクは気分としてのポストモダン派(笑)だから、正直マルクス主義だの新左翼だのには気分が乗らない。なんだかポストモダンとのつながりがお勉強感覚ではわかっていても、身体感覚として「どーでもいい感じぃ」なのだ。ファッションにならない思想はなんかシラける。ポストモダンな頭で読みたくない。

けどもうひとつのフォークソング狂いのバカ息子なボクがいて、ひとつふたつ前の世代による学生運動の時代の空気に惹かれる。あさま山荘の映画を観てるときのボク。そっち方面の頭で読んでた。シラけつつノってたわけだ。

吉本隆明が登場したあたりで、ようやく前説が終わって番組がはじまる感覚。そしてベンヤミンの「遊歩者」というスタンス。ベンヤミンもほとんど読んでない。ベンジャミン伊東は好きだった!でもこの本でいう「ファンタスマゴリー的な陶酔」のあたりでは、ボクのシュルレアリストとして過ごした記憶と結びつく。何でもありなアンチ芸術な芸術、言ったもん勝ちのゲージツ。

関係ないけどボクは遊歩道という文芸(?)サークルに入っていた。ニュージャーナリズム研究会とか広告研究会とかそういう大きなサークルじゃなくてほとんど仲良し3人組な先輩たちが作って新人勧誘なんてめんどくさいことしないサークル。誰も近寄らないからボクともう一人の寺島くんは万年下っ端だったが、好き勝手なこと書いて楽しんでた。東京ドームに取材に行って「室内では帽子を取れ!」と叫んだり、八王子のでっかい学生用マンションの取材に行って広報に「なにか中傷記事を書くつもりなのか!?」とケンカになりそうになったり面白かった。

ベンヤミンからボードリヤールへ。ここでようやく浅田彰とか柄谷行人とかの名前が出てきた。でもまだ予告編。ジラされる。田中康夫ちゃんの「なんとなく、クリスタル」が出てきてちょっとストレス解消。テレビで言えばコマーシャル1の時間だけど(笑)。なんとなーくークリスタールって歌いながら読んでた。

そっから第四講でちょっとトーンダウン。ぶっちゃけ外国の話や(笑)。ラカン、サルトル、レヴィ・ストロース、フーコー、アルチュセール、デリダ、ドゥールーズ、ガタリ。まったくトーンダウンしてる場合やないっちゅーねん。ここがひとつの山場だよ。構造主義そしてポスト構造主義の開花です。トレンディドラマで言えば、新しい恋のときめきがはじまる街角や(>街角ってトレンディドラマちゃうやん)。まだ携帯電話もないんや(笑)。

●いよいよアイドル勢が登場

第五講では外タレに影響された日本の「現代思想」の誕生だ。栗本慎一郎の「パンツをはいたサル」が出てきた。「祝祭論」だ。戦争も受験生による金属バット殺人も祝祭を求める人間の根源的な欲求の発露でありそこには「充実感」すら存在するみたいな。そのような欲望を抑止するパンツ(装置)をあえてはくことで欲望の「蕩尽」をコントロールし、どこかで一気に吐き出すことで社会を維持してるみたいなー。

確かにアジテーションとしての作用があるとは思うけど、当時のボクにはここまで突き放して思想に酔ってるヒマがなかった。本書にも不意に登場する城山三郎の「素直な戦士たち」とか、そっちの書物を読んでた。素直な受検戦士になれなかったボクは、主人公のようにルンペンにあこがれたりもせず、ジャーナリスト目指してた。「パンツをはいたサル」よりも、金属バット殺人事件を追った本多勝一のルポ「子どもたちの復讐」に興味を持つホンカツファンだった。ポストモダンな気分のボクは、リアルな社会との接点を思想に見出そうとしたりせず、それはそれ、これはこれ、とすみわけしていた。思想的多重人格者だったのかも。でもそれこそが道を踏み外したりせずに来れた要因だと思ったりする。

さーいよいよアイドルタレントの時間だ。水戸黄門の印籠ともいえるが。スキゾ・キッズのボクを形成した浅田彰、柄谷行人、山口昌男、蓮實重彦、中沢新一たち。そうそうたるメンバーだけど、ボクからしてみたらYMOつながりの人々だった。ボクにとってのポストモダンはまさにYMOだったわけだ(笑)。思想書としてのオススメは坂本龍一と村上龍がもう一人呼んで鼎談する「イーヴィー・カフェ」だったりする。読まなくてもいい。持ってるだけでいい。そんな時代だった。ボクは読んだけど。

いよいよクライマックス。でもここまで書いて疲れちゃった。腹もへったし!結論いらないでしょ。ポストモダン気分なんだから。でもボク自身、ポストモダンかぶれでも真っ当に大きな物語批判もしつつ暮らしてる。モダンがあってポストモダンがある。なにも実体を指し示してない言葉だ。ただ言ってみただけみたいなポストモダンが好きだ。何でも接続できるし、何でも捨てられる。でもゴミは出さない。エコな旅人。そんな気分でいいじゃない。

ボクは夏目漱石の「私の個人主義」も好きなんだ。モダンもいいじゃない(笑)。なんでも相対化して差異化してるとしっちゃかめっちゃかになる。どこかに線引きしなきゃなんない。でもどこかに線引きすると、それをまた相対化・差異化してあげつらう輩が絶えない。そういうベクトルの小物なスキゾ・キッズを本著は嘆きあしらいつつ挑発する。浅田彰の「逃走論―スキゾ・キッズの冒険」から25年経った。「現代思想」はいまこそ有効な道具であるとし、マルクスをリサイクルすべきだという。ぜひリサイクルしたテクストを読ませて欲しいと思う。自分で書くとは書かれてないわけだが。

個人的にはお笑いブームのいま、マルクスブラザーズを再輸入したような芸風の日本人グループが出てきて欲しいと思う。芸能界にドリフターズのいた席が開いている今がチャンスだ!

そして本書と無関係に唐突なこと言って終わらせるが(マルクス兄弟は関係あるのか!?)、資本主義の方向性はベイシック・インカムの導入というベクトルがいいと思ってる。ベイシック・インカムは誰もが「貨幣」に困らない世界だ。社会主義的でありながら究極の資本主義の形じゃないかと思う。

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2009.06.18

キンキンの風呂敷当たった

朝日ニュースター20周年記念風呂敷朝日ニュースター開局20周年記念「愛川欽也サイン入り風呂敷」が当たった!応募してたのだ(笑)。

しかもこの色鮮やかなオレンジ色。
まさにポップンポールカラーじゃないか!
どうもありがとうございました。

同局の看板番組に育ったパックインジャーナルは毎週欠かさず見ている。愛川欽也さん司会の番組は地上波でも長寿番組が多い。前にも愛川ファン層の広さを書いたことがあるけれど、11PM、なるほどTHEワールド、アド街ック天国などなどみんな長寿番組になった。

キンキンはテレビ黎明期からテレビに出続けているそうだけど、CS放送やケーブルテレビの世界でも黎明期からやってるパックインジャーナルをこんな長寿番組に育ててしまう。その手腕はどこにあるのだろう。しゃべるスピードだけじゃないような気がする。たぶんどこかの総理大臣と違ってブレない人なんだと思う。スタッフにも恵まれてるんじゃないだろうか。

アシスタントをまるで源氏名のようにファーストネームで呼んだり(そして呼び捨てかちゃん付け)、「おまっとさんでした!」なんて真っ当な日本語じゃない挨拶する“ふとどきな”司会者だ(笑)。だがそれを若い頃からやり続けているブレなさもすごい。

それでいてマンネリを回避しつつ人気商売を続けて来れた魅力は、基本的に反体制側(民衆)のスタンスからの目線を忘れないところかも。司会業はなかなか自分の意見を主張したり出来ない立場だけど、場の空気を作り上げていく役割がある。その絶妙なうまさには舌を巻く。

朝日ニュースターも30周年に向けて、地上波でやらない(やれない)切り口の番組を今後もお願いしたい。佐高信と西部邁の「学問のすゝめ」みたいな番組も結構好きです(wink)。このお二人の風呂敷はいらないけどさっ。

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2009.06.17

バードリスニングという世界があった

フィールド録音目線で、前回「ジブリの風景を録りたい」という発想から里山というキーワードが出てきた。具体的には狭山丘陵がひとつの候補地となってきたわけだが、ここには川がない。

里山の音風景を想像すると、カエルだったり野鳥だったり木々の触れあう音だったりする。なかでも主役は野鳥かも。野鳥といえば日本野鳥の会、バードウォッチングだ。そう思ってフィールド録音と結びつくなにかがないかと探したら、とんでもない大家がいらっしゃることがわかった。蒲谷鶴彦さんだ。

蒲谷鶴彦さんは日本の野鳥録音の第一人者で、「朝の小鳥」というラジオ番組を50年にわたり制作されてきたという。関連情報を探していて見つけたブログ「生録。」によると、残念ながら2007年に亡くなられていた(享年80歳)。しかし貴重な講演記録の音声が残されていた(日光野鳥研究会サイトにて2004年、2005年)。

野鳥録音は「バードリスニング」ともいわれ、野鳥業界では一般的らしいmusickaraokechick。それも蒲谷鶴彦さんの仕事がルーツとなっているようだ。蛇の道は蛇と申しましょうか、野鳥の道は野鳥の会だねぇ(happy02)。

野鳥の鳴き声がわかるとフィールド録音へのモチベーションもスキルもレベルアップしそうじゃないか。子どもの頃は父の趣味で実家に何十羽のインコやニワトリがいた。近所の友人が瀕死の小鳥を抱えてきて対処方法を父に聞いたりしていたものだ。

だが野鳥の鳴き声は正直まったく聞き分けられない。カラス、ドバド、スズメ、ニワトリ、このくらいしか鳴き声わかりません...。大雑把な分類でよければウグイスとかフクロウとかさ(^_^;)。でも川や波の音をバイノーラル録音しにいったとき、野鳥の鳴き声が後で聞こえたり横切ってくれたりすると、心のなかでガッツポーズをしている自分もいた(笑)。

リアルヘッドマイクによるバイノーラル録音という点からすると、専門的なバードリスニングには限界がある。リアルヘッドマイクは自分の両耳にマイクをセットして対象(野鳥)のなかに居る必要があるので、鳥は確実に警戒する。長い時間じっとしていれば野鳥も気にしなくなる可能性はあるが。

だから「バイノーラル録音で野鳥録音をする」という方向性(あるいはオリジナル性)から考えると、そこまで接近して録るよりも、野鳥中心ではあるがその空間の全方位感をパッケージ化するというコンセプトに重点をおきたいと思う。そのなかで左後で鳴いてるのがアオバズクだなとか、いま右前方から左後方へ鳴きながら飛んでいったのはまさしくヒヨドリだなとか、そういうウンチク語りたいじゃん(笑)。

というわけで、バードリスニングというジャンルにはかなり興味を持った。雉も鳴かずば撃たれまいというが、大いに鳴いてほしい(笑)。撃たないからっ!これまで録音した鳴き声の主も特定できたらうれしい。

初めてリアルヘッドバイノーラルマイクを買いにいったとき店頭で聞いたのは、カラスの鳴き声だった。ボクのフィールド録音の原点は野鳥の声だったのだ。そうこじつけつつ、楽しみは膨らんでいくのであった。まずは関東地方の野鳥の声を学ぶとこからはじめよう。

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2009.06.15

ジブリの風景を録りたい

先週、予約しておいたブルーレイ「ジブリの風景」が届いた。昨日の夜、ようやく前半だけ観る事が出来た。BS日テレで放映された番組だったが、いやー良かった!テレビマンユニオン絶好調sign01 日テレ、テレビマンユニオン、ジブリのこの関係が相乗効果出してるよねぇ。BS日テレでは自然散策系のいい番組をいくつも作ってると思う。ジョー奥田さんが明治神宮を歩く「森の旅人」もかなり良かったです。

昨日見た前半は、女優鶴田真由さんがジブリ映画の原風景としての日本を訪ねる内容。もののけ姫、となりのトトロ、千と千尋の神隠し、崖の上のポニョという日本を舞台にした映画のヒントになった場所を、絵コンテを頼りに歩く。なんともマニアックかつ充実の内容だった。鶴田さんはこういう番組にうってつけだね。緒川たまきか鶴田真由かみたいな。出てくると上品な画になる(happy01)。

屋久島がすばらしいのはもはや当たり前な世の中だけど、ボクが惹かれたのは狭山丘陵の里山だった。里山ってバブル時代に失われていった日本の風景の典型。それを再生しようという試みが行われていて、トトロの森と名付けられてる。

大都会からちょっと離れただけでこの里山の風景が残っている。いや、残す意志の元に関係者の尽力によって残すことが出来ているのだ。そこにジブリ作品も一役買っているわけで、アニメ映画というだけではない広がりを持っているとこが宮崎駿監督のすばらしいところだと思う。現政権の税金バラ撒きの象徴となりそうな“まんが、アニメの殿堂”建設とはまさに真逆な意志が働いている。

ボクにとっては、新たなフィールド録音ポイントの発見という意味で大きかった。トトロの森の音を記録したい衝動に駆られた。もちろん屋久島に行きたいのは山々なんですけど(笑)。でも関東圏にも探せばまだまだテーマがあるってことが発見できた。

というわけで、またまたジブリのアニメじゃないDVD(ブルーレイ)を購入したわけだが、7月には平原綾香さんもご出演の「久石譲in武道館」とか、まさにドキュメンタリー「ポニョはこうしてうまれた 宮崎駿の思考過程」がブルーレイで発売される!チェックしていきたい。

もうひとつ。鈴木敏夫プロデューサーの「ジブリ汗まみれ」ってDVDも型破りだ。音声しか入ってない(画像はレンガの壁)。FM放送の録音DVDだ。未公開も含めた40時間以上の対談が収められている。もちろんこれは購入済みなのだが、聞く時間がない(weep)。少しずつ聴いていこうと思う。

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2009.06.14

星野博美がまだ足りない

じわじわと星野博美さんについて書いた記事へのアクセスが増えている。文庫本になった「のりたまと煙突」で星野博美さんに興味を持たれてのご訪問と思われる。ごめん、情報少なくて(confident)。でもネットに情報が氾濫していないところが星野博美らしさのような気もする。

ボクは「愚か者、中国をゆく」(光文社新書)で、星野博美の最初の中国への旅を読み、その流れを時系列に追っかけようと、昨年秋から正月にかけて「謝々!チャイニーズ」、「転がる香港に苔は生えない」(文春文庫)を読んだ。この追っかけは楽しかった。出版順じゃないけど、星野博美の歩いた軌跡を追ってるので、別の本で読んだ人のエピソードが出てくると、なんだか自分まで懐かしく思えてきたりして。

最初の新書を読んだとき、いや本当はケーブルテレビでお話しを聞いたときから星野博美さんが大好きになってしまって、横浜のワークショップに出かけて行ったり、ネットで星野博美情報を探したりした。ワークショップのときに話せればもっと別の展開があったかもしれない。そのチャンスもあった。

でもこのときは星野さんの師匠橋口譲二さん主催イベントだったし、星野さんの著作などについて思いの丈をぶつけるには場違いな気もした(いつだって思いの丈を著者にぶつけるのは場違いかもしれないが coldsweats01 )。前に若気の至りで叶美香さんに「公式サイト作らせてください!」って名刺渡したことあるのだが(笑)、あのときの場違いな感じがトラウマになってるのだ(なんつって)。

星野博美情報はネットでなかなか得られない。それでひとくちメモへのアクセスも増えているのだろう。とにかく情報が少ない。“星野博美が足りない”のだ。

読書感想ブログ以外の情報はなかなか見つからない。橋口譲二さんのAPOCCが数少ない公式情報だ。週刊誌には連載もされている。これは星野博美さんの著述業者としてのスタンスのようにも思う。メディアを使って広告打ちまくって売文業でボロ儲けみたいな某作家や某学者とは異なる。個人的には「愚か者、中国をゆく」は映画になると思っているし、話が来たら乗って欲しいけど。

そういう、いわばスローライフなタイプなので、むさぼるように星野博美本を読んでいくとすぐに読む本がなくなっちゃう。それは困る。そこで読むほうもゆっくりと読んでいくほうが長くつきあえるような気がする。1冊を時間をかけて読み進める。スローライフな気分になるときを待ち、そのタイミングで少しだけ読む。流行作家をビヤガーデンのビールのように飲むとすれば、星野博美はエクストラクラスのブランデーを舐めるような感じだ shine

●スローな読書にしてくれ

だからボクは3冊を読んだあと、どのように読み進めていくべきかを考える。流れからすると次は「のりたまと煙突」じゃなくて、「銭湯の女神」だと思ってる。本はずいぶん前から手元にあるけど、もったいないからがっついて読んだりしないのさ(笑)。

「銭湯の女神」での星野博美は、香港返還前後の時期を香港で過ごし(「転がる香港に苔は生えない」の時期)、日本に戻ってきて約3年目の星野博美だ。まえがきで「まだきちんと日本に復帰できていないような気がする」と書かれている。それは旅の余韻というだけではなさそうだ。香港をまだ消化しきれていない星野博美の葛藤がまえがきから伺える。読者としてその葛藤を理解するには、この前の中国・香港3部作が必要条件であり、いまボクにはようやく読む準備が出来てるわけだ。

「のりたまと煙突」は、いくつかのブログで読書感想を読んだ限りでは猫と暮らす日常のなかに「死の臭い」が立ち込めているらしい。くそー、そこまで一気に読みたい衝動に駆られるが、あせらないあせらない。一休み一休み...。

「死」と「旅」あるいは「人生」とは共通点がある。出会いと別れの繰り返しだが、旅先で出合った人とは二度と出会わないことも多い。人生でも同じだ。同級生として1年間同じ空間を共有しても一生出会わない人のほうが多い(同窓会とか嫌いだし)。

昨日マンションの管理人のおばさんから「来週で退職することになりました。土曜じゃないといらっしゃらないでしょ?だから今日でお別れですね」って挨拶された。鳩のときは面倒かけちゃいました。管理人のおばさんとももう一生会わないことだろう。マメな人は年賀状のやり取りとかするんだろうけど。

相手が生きているか死んでいるかに関わらず、旅も人生も誰かとの別れの先を生きていかなければならない。ボクは「人が死ぬときは一人」をもっとも根本的な自分のアイデンティティだと思って生きているのだが、他者との出会いと別れの繰り返しを自分の人生のなかでどのように位置づけるのか、いまだ模索してる。でも答えを見つける自信はないし、星野博美の著作とのつきあい方のように、答えを出そうと考えないでゆっくりと過ごせればいいのかもしれない。

いま週刊誌で連載されている星野博美さんのエッセイもそのうち単行本になるだろう。そこまでに全著作を読み終えないよう注意しつつ(^_^;)、これからも星野博美さんの著書とはつきあって行くつもり。いつか会って話しがしたい!

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2009.06.11

汚れ

どんなに洗っても落ちない汚れは、汚れていないのも同じだ。
捨てることはない。

いや、捨てることなどできない。
オレの過去もまた、捨てられない汚れかもしれない。


ウィッス!


(湯けむりスナイパーの見すぎっsign02

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2009.06.07

脳内曲名 か行編

やばい。昨日は「集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか」(NHKブックス)を読みながら17時ごろウトウトしていたが起きたら朝5:58だった。疲れてたのかな。でも寝られる時間があるのはいいことだ!こういう生活のリズムが狂ったときこそ脳内曲名の出番。思いつく曲名を記録しておこう。前回はあ行だったので、今日はか行編。

か:完全無欠のロックンローラー
き:キッスは目にして
く:クライング(Crying)
け:結婚しようよ
こ:子供たちを責めないで

か行完了!では、感想戦だ。結構悩んだなぁ。とくに「き」「く」ではじまる曲名は。

完全無欠のロックンローラーはアラジンってバンドの歌。ヤマハポプコンの優勝曲だったよね。いまYouTubeで確認したら昭和56年だって。ボクが昔所属してたバンドのボーカル(って高校の同級生だけど)がよく歌ってた。うまかった!

キッスは目にしてはヴィーナスか。これも昭和56年だって。偶然sign01 完全無欠のロックンローラーに引きずられた選曲だな。それにしても、この頃の楽曲が一番頭に残っているってことなのだろうか?

クライング(Crying)はロイ・オービソンの曲です。エアロスミスにも同タイトルの曲がありますが歌えねぇっつーの(笑)。ロイ・オービソンのクライングは山下達郎もカヴァしてますね。ボクが最初に聞いたのもラジオで流れてたヤマタツヴァージョンだったかも!?

結婚しようよは吉田拓郎のヒット曲。メジャーレーベルでのヒットは産業主義に侵されたとしてライブでの帰れコールも激しかったと聞く。しかし歌を聴きに行ってアーティストに帰れ帰れって叫ぶ心理も屈折しとるな。

子供たちを責めないでが歌えるのかというと怪しい(coldsweats01)。このブログをはじめたころにフェイバリットミュージックとしても書いてる。夜のヒットスタジオで伊武雅刀が演説(笑)してるのを見た記憶がある。

結局昨日の朝コンビニのクジで当たったソイジョイを食っただけで20時間くらい何も食ってない。何か食おう!ではまたいつか、「脳内曲名 さ行編」でお会いしましょう(笑)。

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2009.06.06

アメトーーク団体芸への遠い道のり...ゴッド舌!

ついに実現した。ゴッドタン芸人によるテレビ朝日「アメトーーク」での団体芸披露。テレ東で練習してきた成果を見せる晴れ舞台(いいのかそれでsign02ゴッド舌sign03)。一言で表現するなら、「アウェーーイ!フラーイ、アウェーーイ...」アウェイでの試合は厳しいものですね...。

吉本興業所属芸人による団体芸への憧れから、名付けて“吉本うらやましい芸人”かぁ。そしてダダすべりトーク救済の団体芸。あくまでネガティブ(笑)。そんなネガティブな心でアウェイの試合に勝てるのか。勝てるのか?勝てるのか!

一番はまったのが「なっいー!」だったのは意外。こういうのがいいんだなぁ。単発銃を連射するみたいな。オペラリアクションは重装備だからな。ゴッドタンという魔法がかかってない世間は厳しい(bearing)。あらためてゴッドタンという場の雰囲気が重要なんだと再認識した。

キングオブコメディのテルミン話は笑えたな。あと小島よしお驚愕の天然タメぐち。喫茶店の雑談か(笑)。笑えたのが“団体芸じゃない方”だったなんて。それはそれでアリなんだけどさ。

でも団体芸ってシステムをみんながわかって見てると面白いんだよな。これは吉本新喜劇もそうだし、古いけどカックラキン大放送のマチャーキのバナナの皮すべり芸とか、観客全員がそのお笑いシステムを理解すると面白くなる系譜の芸なんだ。来るぞ来るぞ来るぞぉ...キター!って。

だからゴッドタンで練習してきたとか、団体芸をやるために来たってことを明かした後は良かった。「吉本うらやましい芸人」じゃ「アメトーークで団体芸やりたい芸人」という本心が伝わらんからな。

おぎやはぎの小木が単身吉本新喜劇に乗り込んだくだりはすごかった!あの雰囲気。怖っsign01 団体芸といえば吉本新喜劇というわけだが、あのベテラン勢の楽屋裏の空気はたまらん。こわー!

悪ふざけ番組ゴッドタンで練習した団体芸もどきと新喜劇のあの雰囲気のなかで鍛えられた団体芸とじゃバックボーンが違うわな。ボクは新喜劇も好きだけど、ちゃらちゃらしたゴッドタンも大好きだ。みんなちがってみんないい(by金子みすゞ)。

これがアウェイデビュー戦だったけど、この団体芸に次はあるのだろうか。雨上がり宮迫の言うように、ほんとにダウンタウンDXでやっちゃうか?松っちゃんは結構好きそうだけど、浜ちゃんには本番終了後に激怒されそうだ(笑)。やっぱ、なっいー!

いっそ、みんなでインドへ行ってインド映画の傑作「踊るマハラジャ」の団体芸を修行してきたらどうだ。吉本の団体芸を超えるにはインド映画の団体芸しかないぞ。本気を出せ。テレ東も予算出せ(笑)。

遠足は行くまでにあれこれ考えるのが一番楽しいじゃん。ゴッドタン芸人の団体芸もきっとそう。その一番楽しい部分を見れるのは、やっぱテレ東「ゴットタン」なんだってことで、よろしいでしょうか impact

●もうひとつのコラボ企画!週舌ゴッドタン第2弾!

週舌ゴッドタン&BLTテレビのなかではアメトーークとゴッドタンのコラボだったが、テレビ雑誌「B.L.T.」とゴッドタンもコラボってる(もちろんローソンとも)。

ローソンでゲットしたフリーペーパー週舌ゴッドタンでは、我が松丸友紀アナがまたまた袋とじ。前回ほどのインパクトはないが、それが正しい。だって週舌ゴッドタンはDVD販売促進チラシなのであって、松丸アナをいじって遊ぶお笑いサークル紙じゃないんだから。

しかし松丸アナの雄姿は週舌ゴッドタンの袋とじだけに留まらず、月刊「B.L.T.」にも掲載された。昔はよく買ってたなぁ。女性アイドル中心主義のテレビガイドはそのコンセプトがかっこいいよね heart02

そしてこの雑誌で松丸友紀が体力測定をすることの必然性のなさ。それに乗っかるのが松丸友紀だ!大好きです!ワールドビジネスサテライトでコメントをトチっても大好きです!日経トレンディネットもチェキしていきまっせー。

相内&秋元[A×A(ダブルエー)]の新人アナオフィシャルブックが出せるなら、大橋&松丸のお笑いアナオフィシャルブックも出せよ。しょーみの話しが。ちがうかぁ!

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2009.06.03

「怒りの葡萄」から70年

ジョン・スタインベックの「怒りの葡萄」の初版本が出たのは1939年。いまから70年前だ。その翌年にジョン・フォード監督、ヘンリー・フォンダ主演で映画化された。先日、久しぶりにこの映画を観た。「蟹工船」ブームの昨今だが、「怒りの葡萄」もいまの時代にマッチしていると思う。

久しぶりに観たと書いたが、前にちゃんと見ているかどうかすらうろ覚えだ。確かNHK教育テレビで日曜夜に単発で映画をやっていた時期があり、そこで見たような気がする。その時間枠では「灰とダイヤモンド」とか「自由を我等に」とか、結構良質なモノクロ映画を観た記憶がある。

ストーリーは完全に忘れていた。農民が土地を追われる映画だということは覚えていたが、それも観たから覚えていたのか、単純に知識として入っていたのかも定かでない。しかしさすがにジョン・フォード監督、見ごたえのある作品だった。子どもには理解を超えてる部分もあるので、いま見てよかった。

非常に重層的な映画だ。何十年も暮らした土地を追われる小作農。その土地を奪ったのは大資本。農民一家は追われて新天地カリフォルニアへ向かうがそこでも搾取される。仕事があるだけマシという状況のなか、セーフティーネットのない労働環境で搾取されるのだ。

そこで主人公ヘンリー・フォンダは労働運動のグループと出会い開眼する。だがある事件に巻き込まれ、一家はその農場からも夜逃げのように去る。しかしこの行動が偶然にも政府による保護施設発見へとつながる。そこには人間らしい生活と政府が斡旋してくれる働き口が待っていた。こういう施設は非常に少なく必要とする人々がその存在を知ることも奇跡的だと思える。

幸せなひとときを送る小作農一家。だが主人公のヘンリー・フォンダは夜逃げの原因となった事件で警察に追われる身となっていた。司直の手が迫っていることを知った主人公は、この環境を捨てて新たな労働運動の闘士となる決心をして、ひとり去っていくのだ。

そういうストーリーがあるのだが、その根底に流れているのはキリスト教的倫理観だ。小作農一家とカリフォルニアまでともに旅をする元説教師ケーシーの姿は、まさにイエスのようだった。この映画の重要なキーパーソンだ。

イエスという存在は何か奇跡を起こすわけではなく、ただ人々のそばにいるだけなのだ。そばにただ寄り添いつつ、高い倫理観を行動で表す人だ。ケーシーはまさにそういう役回りで、主人公の身代わりで捕まった後、何の因果か労働運動を主導する立場になって主人公と再会する。この再会とケーシーの死によって、主人公は人間の尊厳を勝ち取る戦いに目覚めていく。

重層性をどこまでうまく説明できたかわからないが、底辺に生きる民、大資本家の横暴、共産主義の波、キリスト教的人道主義や博愛精神、国家による保護政策への賛美とその限界、それらが場面によって形を変えて現れる。

大資本と共産主義との戦いに見えていても、実際にはモラルハザードした資本主義とキリスト教人道主義の戦いだったりする。そうやって置き換えると、共産主義的性格に見えていた行動がキリスト教的人道主義からの行動だったりするわけだ。キリスト教と資本主義の国で観客はこのねじれをどう観ていたのだろうか。

アカデミー作品賞を逃した背景には、共産主義的な労働運動の肯定などがあったのだろうか。この時代はドイツがワルシャワ侵攻をし(1939年)、第二次世界大戦へと向かう70年も前なのだ。アメリカ国内に共産主義への極度の嫌悪感があった時代に、共産主義的行動とキリスト教的行動を重ね合わせたような映画が高い評価を得たことは興味深い。物事はひとつの方向から単純に判断できない。

現代に置き換えてみるに、非正規雇用の不安定さにしろ暴走資本主義の搾取の構造にしろ後手後手の無力な政府にしろ、「怒りの葡萄」の時代(第二次世界大戦勃発の時代)に逆戻りしたかのような21世紀だ。

この映画の主題曲の「赤い河の谷間」は音楽の授業で歌った。音楽のほうはバッチリ覚えていた。

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2009.06.02

脳内曲名 あ行編

昔、似たようなタイトルの怪しげな本が古本屋にズラッと並んでいたなぁ。それはともかく、ネタ切れしたときの新企画が「脳内曲名」だ!夜中に散歩したり、終電がなくなり始発までいやおうなく数駅歩いたりするとき、ボクの脳内歌謡データベースはフル稼働し始める。曲名や歌手名をあいうえお順に思い出しては歌いながら歩くわけだ。

無意識に思い出した曲名をとにかく歌えるとこまで歌うわけで、かなり暇つぶしになる。最長記録は歌手名編で3時間歩いた。RCサクセションからレベッカまでいったぞ(笑)。もっともどうしても出てこない場合は飛ばすけど。

というわけで、本日はあ行で始まる曲名を徒然なるままに書き連ねて、その後にちょっとしたコメント(感想)を綴ってみる。なんとも地味な企画だ(笑)。だが無意識下で思いつく曲名が、オレの潜在意識を露呈させるかもしれない。思いつく時点では調べたりしないほうが絶対楽しい。というわけで、あ行編!

あ:愛餓えを
い:イエスタデイ
う:うそ
え:エスケイプ
お:お富さん

できた。数秒だったな(笑)。まだ、あ行だからな。

さて、出揃ったところで感想戦だ。

愛餓えをは、はっぴいえんどの曲だけど、その前に大瀧・細野コンビで最初にライブでやった曲らしい。そのときは「あいうえお」って詞で作詞は松本隆だったそうだ。すぐ歌い終わるから散歩向きじゃない。

イエスタデイはビートルズ。発想が貧困だな。

うそは中条きよしか。note折れたたばこの吸殻でぇあなたのうそがわかるのよぉ、だ。超能力者の女の歌ではない。女の勘はするどいのだ。だからオレはたばこを吸わないのだ(うそ)。

エスケイプ!我ながら渋い!稲垣潤一だ。作詞井上艦、作曲筒美京平による名曲だね。こういうのを夜中の散歩でポッと思いついたときのうれしさ(笑)。2時間歩いてコンビニが見えたときの次くらいにうれしいね。この曲が入っている「J.I.」は超名盤だ。当時はLPレコードだったけど。

お富さんはちょっと悩んだ。「お」がスッと出てこないなんて...。いま何歳くらいまで通じるんだろうお富さん...。きたやまおさむ氏(フォーク・クルセダース)が、人の死が出てくる歌は珍しいという話をされてるのを最近読んだ。その話は「帰ってきたヨッパライ」の文脈だったのだけど、お富さんもそうだ。そんな連想から今回思い出したのかなと思う。

おおー、ヒマがずいぶんつぶれたぞ。ではまたいつか、「脳内曲名 か行編」でお会いしましょう(笑)。

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2009.05.31

安谷川渓流CD完成

安谷川清流CD安谷川遊歩道エントランス
(MP3/941KB/60sec)

先週土曜にバイノーラル録音してきた安谷川渓流の編集作業が完了しCDに焼いた。結構狭い範囲だったけれど6パターンくらいを採用した。また編集作業のなかでハイカットフィルターをかましたものなども収録し約46分にまとまった。

自然音録音マニアのなかには、編集作業はフェードイン/アウト程度にして、録音した音をそのまま残すことに重点をおく人もいる。それはそれでアリだと思うけど、ボクの場合は sleepy 安眠が最優先なので、いかに自分の耳心地がいいかを模索する。

録音してくるときにはフィルター等は使わずにできるだけそのままの音を高音質で録ってくる。ここはジョー奥田さんの教えを守ってる。防風対策はフィルターに頼らずに出来る限りポイントの選び方で対応したい。そうやって録ってきて、編集作業ではあまり原音にこだわらず聞こえ方中心に作業してる。

だから編集作業ではノーマライズは言うに及ばず、フィルターをいろいろ調節することはある。ただ結局は微風消しくらいに留まることが多い。いい音で録れてるものは触る必要があまりないから。あんまりやりすぎると本当にテクノでノイジーな感じになっちゃうので(それはそれで面白く、完全に自然音じゃなくなる編集をしてみたい衝動にも駆られるが)。

今回、最初にアップしてる「安谷川遊歩道エントランス」は、遊歩道入り口周辺で録音した音のショートヴァージョン。バイノーラル感がわかりやすいように小鳥のさえずりなども入っている部分をカットしてみた。イヤホンで聞いてみてください(音量は半分くらいがいいかも)。

CDのレーベルに使った写真は、遊歩道の木橋(下記写真)の下流側。巨岩のところで流れが湾曲しているとこ。音的にはパシャパシャいう感じでいまいち安眠には向かなかったけど、この曲がり具合がCDレーベルに合いそうだったので写してきた。思い通りのレーベルになって良かった。熊出没注意もぜひ入れたかった(danger)。

安谷川の木橋

●お散歩コース

寺沢川録音が終わってからはお散歩。安谷川の遊歩道を登っていくと「明ヶ指のたまご水」というのがある(熊出没注意看板も)。それしかないうえに私有地だそうなので行くほどのことはなかった。引き返して来た道を戻る。

実は今回、候補地を最終的に安谷川渓谷に決めたのはそば処和味の女将ブログ2007年の写真だった。これもなにかの縁なので、一日49食しか作らないという蕎麦を食べるかどうかまよったのだが、この日はまだ昼食には早かったので食べなかった。次回のお楽しみ!

引き返す途中には、いくつか寺沢方面への分岐がある。遊歩道がちゃんとしていて、遭遇する曲がり角には何かしら道標が出ていて親切なところだ。今回は陽野峠を越えて(というほど険しい峠道では全然ない wink)、寺沢川のほうへ歩いてみた。

寺沢側は熊倉山への登山ルート入り口へ続く道に出る。熊倉山は1400m級の結構ハードなルートだそうで、ハイキング感覚じゃ行けないらしい。だからそっちへは近寄らず(笑)、駅方面へ。途中“坂トンネル”と呼ばれる矢通反隧道がある。短いけど坂を下るトンネルで面白かった。

トンネルを抜けると子どもたちのグループとすれ違い挨拶。その先に花ハス園がありカエルの合唱。思わず録音開始だ。オンシーズンにはヘイケボタルも自然発生しているそうだ。すばらしい自然が残っているなぁ。

でも録音目線では人もおらずハスも咲かずホタルも来ずというシーズンがいい(karaoke)。カエルの声と水の注ぐ音と、遠くに電車の踏み切りが鳴り、秩父鉄道の電車が通り過ぎる音。この音のパースペクティブが欲しいのだ。白川郷に続く「昭和な感じの田舎の風景」が録音できた。...とおもいきや、さっきのお子様が「ヘビッ!ヘビー!ヘビー!」と絶叫して(喜んで)いる声が。それはそれである意味風景音として面白かった。公開未定(笑)。

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2009.05.30

今朝の連ドラ「つばさ」に涙涙

川越を舞台にしたNHK朝の連続ドラマ「つばさ」がグルーブしてきた。前に書いたのははじまって一週間目ごろだったけど、早9週目が終了だ。今クールは忙しいのとそれほど惹かれるドラマがないのとでドラマをあまり観ていない。つばさゴーストフレンズ(NHK)と湯けむりスナイパー(テレ東)くらいだ。

ドラマの話題はアクセス数がアップしやすい。でも最近はドラマなしでもアクセス数が減らない。松丸アナ@ゴッドタン平原綾香のおかげか(lovely)。あるいは星野博美さんの「のりたまと煙突」が今月文庫化されて、星野博美さんの記事へのアクセスも増加中だ。松丸アナ袋とじ第二弾の評価は次回アメトーーク後になると思う(なんでやねん)。

さ、脱線はそのくらいにして、そろそろ本題のつばさで脱線していこう。今朝の「つばさ」は涙が出たなぁ。優花ちゃんのお母さんが亡くなる直前にMD録音していた絵本の読み聞かせ。その最後のメッセージが「続きはまたあとで...」だったなんて!「あとで、はおしまいってことなんだよ」という幼い優花ちゃんのトラウマが、こういう形でラジオぽてとや別れた父とつながっていくとは。

再会したときに「お父さんなんていらなーい」と言った優花ちゃん。そのかたくなな心を甘玉堂の家族が解きほぐし、極めつけに亡くなった優花ちゃんの母の「またあとで...」のお話しの続きをつばさが創作。ラジオで語りかけた。

そのお話しには、ラジオぽてとの社長でもある優花の父が“旅人”として登場する。母の話の続きに旅人の父が出てきたことを敏感に感じ取る優花ちゃん。それを聴きながら優花ちゃんが描いたこのお話しの絵には、ちゃんと“たびびとさん”が描かれていた。この絵によって優花ちゃんは、育ての親である母の両親との養子縁組がギリギリでストップし、父との暮らしがはじまろうとしている。

ここでオレは泣きながらも、知人のモーレツ営業マンのことを思い出さずにはいられなかった。彼の娘が描いた絵には娘と母親しか描かれていなかった。その娘に「パパは?」と母が聞いた。すると娘はこう言った。「しゅっちょうちゅー!」実話だがこれもある意味泣けてくる話だろ(shadow)。サラリーマン残酷物語。

それにしても、つばさが一晩で書き上げたお話しは絶品だったぞ。モノ書きになれるんじゃないか(笑)。優花ちゃんの感受性の強さとかありえないくらいセンシティブ。そして川越のコミュニティFMをいかに「聴く」シチュエーションに持っていけるか。結構強引(ご都合主義的)な感じもないではない。脚本にはいろんな苦労がありそうだ。

でも今朝の最後で「ベタでもハッピーエンドがいい」とつばさの心の声で語らせるなんておちゃめ(笑)。いや、オレもそう思うよ。普遍的な物語はベタなんだよ。シュルレアリストだった若い頃はそうは思わなかったけど。最近わかるようになってきた。

脱線ついでに、若い頃(21年前)に書いた未発表童話「メリーのクリスマス」の触りを初公開しときたい。つばさに対抗して。なんとなくつばさの「お話しの木」を聞いていて思い出してしまったのだ。

●メリーのクリスマス
メリーのクリスマスには雪がない。青空とどこまでもつづく緑と。そのなかの一本の大きなユーカリの樹の木陰の中の幹の穴から顔を出しているちっちゃなリスと。そして光り輝く太陽と。メリーのクリスマスには色がある。メリーにとっては7度目のクリスマス。雪のないクリスマスは4度目だけど、3度見たはずのホワイトクリスマスは覚えていない。メリーは緑に囲まれたクリスマスが大好き。まっしろいクリスマスなんて心がはずまないと思う。

みたいな。この後、冬服を着たサンタクロースになんで厚着をしてるのか聞いてみたり、なんでみんなメリーの名前を知ってるのか不思議がったりするのだが、続きはまたあとで...いや、おしまい!

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2009.05.24

バイノーラル録音@安谷川渓流

熊出没注意気力、体力、自由な時間、天気、そして季節の5つの条件が奇跡的に折り合った土曜日、久々のフィールド録音に出かけた。日帰りできる場所で良さげなスポットを探しに探し、アタリをつけた場所は奥秩父。いやー、録音ポイント的にもお散歩にもいいところだったsign01 お約束の(?)熊出没注意という看板にもめぐり合えた。

昨年の連休には高麗川の録音に出かけ、そのノリで小笠原諸島母島へも録音旅行に出かけた。我ながらこのときの録音がどちらも予想以上に良い出来栄えで、もう近場で録音スポットを見つけるのは難しいかもと思いつつ、日々Googleの航空写真を眺めていた。最初の高麗川が良すぎて、ハードル上がりまくりなのだ。今回も高麗川再訪にしようかとすら思っていた。

●録音スポットを探す旅(頭の中で...)

航空写真で見つかるような河川というのは川幅も大きくフィールド録音には向かないと思う。せせらぎとか渓流はそういう河川から脇に逸れた支流にあるんじゃないかということに気付いて、そういう場所を探した。さらにサイクリングコースとかそういう雑誌類をめくっているうちに「荒川上流」というコンセプトがふつふつと湧き上がったのであった。

首都圏を還流する全長173Kmの荒川。東京湾のあたりをイメージするとまったく録音気分にはならない。しかし上流域には武甲山や両神山を望み、秩父湖のある秩父山地へとつながる。その荒川にはいくつもの支流があり、まさに渓流の宝庫じゃないか。そう思ってからは荒川に注ぐ支流に絞って吟味した。

ただし交通手段は電車のみ。あとは徒歩だ。となると駅周辺がすでに自然のなかでなければならない。さらにいわゆる観光・行楽スポットはダメだ。雑音が多すぎて録音には向かない。そういう場所をはずしながらも、美しい渓流でなければ気分が乗らない(笑)。つまり良い録音スポットというのは基本的に情報がないわけだ。

しかしあえて観光・行楽スポットの雑誌を読み、載っていない場所を探した。ウラ読みだ。そして渓谷とか渓流と名の付く川をネット検索しつつ、情報量が少ないけど写真がある渓流を探した。最近はブログでハイキング情報や散歩コース、ツーリングコースなどを書いている先達やジモティーがいらっしゃるので助かる。

ほとんど観光や雑誌の取材が行かないけど美しいポイントを彼ら彼女らは知っているのだ。ただしボクとは目的が違う。美しい景色には高台が多い。だが録音には風の影響が少ない場所のほうがいい。そうやってようやく探し当てた今回の録音ポイントが安谷川渓流だった。

●駅近で絶好の録音ポイント出現

武州日野駅安谷川(あんやがわ)も荒川上流域の支流だけど、あまり駅からはなれていない。駅は秩父鉄道の武州日野駅。秩父鉄道には初めて乗車したが、寄居駅を過ぎたあたりから俄然自然が多くなってきてワクワクした。

長瀞のライン下りが有名だが観光地には興味のないオレ...。急行に乗ったので秩父駅の次の御花畑駅で各駅停車に乗り換え武州日野駅まで。終点の三峰口駅(埼玉県最西端の駅で関東の駅100選に選ばれている)の2つ手前だ。急行は200円高いけれど乗り心地がよかった。帰りは三峰口まで行って急行に乗って帰った。

録音スポットまでは約20分程度だっただろうか。お蕎麦屋さんの横道から下っていくと、シカやイノシシ避けの防止ネットがあり、開閉のお願いが書かれてあった。そこを抜けると木橋が架かっていて遊歩道になっていた。駅から20分でこの景色。そしてこの清流。なんとも豊かな清流だった。

安谷川渓流安谷川渓流のこのあたりは、散策でいえば9月のソバの花とか2月のザゼンソウの時期がオンシーズンのようだ。また夏には釣場が営業していて観光客も結構ありそうだ。5月も新緑の季節ではあるが秩父一帯が皆新緑の季節なのであえて武州日野駅でなくてもいいはず。だがフィールド録音にはこういうとき・ところこそ願ったりかなったり!

木橋を渡った先のあたりを上流へ少し歩き、最初の録音をはじめた。水量が結構多くゲインを低めにしてうるさくない音に。売り物の清流CDのなかには世界の有名な河川があったりするが、結構うるさいのが多い。だが録音してみるとわかるのだが、案外普通の小川ですら音量的には大きくなりがちなのだ。ほとんどノイズになってしまう。

川の音には水滴の不規則なリズムがバイノーラルにほとばしる感じを求めているわけで、ザーザー流れる川の音は趣きに欠ける。頭の後ろのほうでザーザー流れているらしいなぁというくらいの感じで、目の前では水滴の音がハッキリと聞こえる、というのがいい。そういうポイントを探すのはなかなか難しいけど...。

水流がなでる岩安谷川も水量が多いため結構音がデカい。ただ奥秩父らしく巨岩や岩が多いので音的には面白い。ポイントを数メートル変えるだけで音が異なる。水滴のポチョポチョした感じはないけれど、岩肌をなでるように流れる水が、ちょうど相場が高値でグズグズするときの三尊天井(ヘッド&ショルダー)型のように跳ね、そのグルーブが気持ちいい。わかんないかもしんないけど(笑)。

安谷川渓流の音
(MP3/808KB/51sec)

これはちょっと単調だったのでボツにしたポイントの音だけど、水量の豊かさとか環境の静けさとかはよくわかると思う。このほかにも、砂洲(sandber)的になっているところから左右に流れる川の音をバイノーラル録音したり、左右を巨岩に挟まれたポイントで出来る限り水面に近づいて録ったりした。

岩が多いためシンセドラムのバスドラみたいなボーン、ブォーンという音がたまにしたりする(耳を澄ませて聴けばだけど)。これは水がモーグルの上村愛子選手バリにバウンドしている音だと思う(笑)。U字カーブになってるポイントのあたりだと思うけど、そういう川の個性を発見するのもまた楽しい。

日野鷺橋から見た荒川渓流のフィールド録音はまさにライブ録音。だけどその音は太古から連綿と続く大地の音でもある。この時間軸と空間軸とに思いをはせながら、自然音を切り取りパッケージングするのが楽しい。ハイキングも兼ねてるからより楽しい。「奥秩父の荒川支流の音」という発見は個人的に大きかった。何度も楽しめる。まだまだ荒川上流域には、いくつもの支流がオレを待っているのだ(sweat02)。

帰りも秩父鉄道で熊谷駅まで戻りJR高崎線(湘南ライナー直通)に乗り換えた。寝てたら赤羽まで行ってしまった...。赤羽で降りて、下りの京浜東北線に乗り換えた。赤羽駅と川口駅の間にも荒川が流れている。大きな川幅だ。あぁ、この荒川の上流域から帰ってきたのかと思うと、見慣れた荒川も感慨深く通り過ぎた。

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